馬鹿になりたくてぐらんぶるを見た

グランブルーファンタジー面白いですよね。毎日素材集めやらなんやらでかなりの時間を吸われています。

ところでぐらんぶるという漫画があります。アニメ化も2018年にされていましたがこの度実写化するとのことです。基本は大学でダイビングサークルに入った主人公がダイビングの魅力に気づく…みたいなストーリーです。以前YouTubeでアニメ版の映像をチラ見したことはあるのですが、馬鹿みたいな酒の飲み方してるアニメだな〜、ダイビングアニメじゃなかったんか…って思っていましたね。これ実写化してもそこまで違和感は無いんじゃ無いか、ともすれば面白いんじゃないかみたいな想像してます。

ここ1年近く休職しているのですが、このご時世で外にも出れんし何もできんな復職も転職もできんわ〜グランブルーファンタジーでもするか〜、となっていました。作業ゲーの作業の時間はどうしても暇なのでアニメやら映画やら観ながら作業するのですが、この度Netflixでぐらんぶるアニメ版を一気見しました。このアニメを見ようと思ったのは片手間で一気見できるし、実写化したらどうなるんだろうな〜という気持ちからですかね。

それで感想なのですが……とても馬鹿になることができました本当にありがとうございます。

思っていた以上にダイビングしない作品でした。ダイビング要素はそこまで期待しない方がいいです。ただ観終わった後自分もダイビングしたいな、と思うことができるだけの魅力もありました。ヒロインの千紗がいわゆるダイビング馬鹿として、ダイビングに関してだけは主人公にデレるという魅力で協力してくれるのも素敵でしたね…青春だねぇ…

ちゃんとダイビングの魅力である海の中の景色を最終話に向かうにつれ実現していくストーリー構成や、ダイビングに関する知識も散りばめられており、最後には自分も海潜ってみたいわ〜〜となりました。

ただそれはストーリーの中心ではないです、ここ重要。一番中心になっていたのは酒と男の裸とラブコメに見せかけた酒です。ほぼ酒。サークル内で自主的にアホほど飲むギャグアニメです。綺麗な映像に騙されちゃいけない。そもそも第１話から大学に入るために居候しにきたいとこの家に行った段階でそのダイビングサークルに出会います。その段階で酒を呑みます。大学の入学ガイダンスの前の日に先輩に「ちゃんと間に合わせるから」と酒を飲み、パン１で大学の前に連れてこられています。ただこれ、アニメの最終回近くになって見返すと、そこまで変なことじゃないでしょ？ってなります。なぜならストーリーの大半がパン１or全裸だからです。洗脳されます。

ただし酒だけではなくて、そのおかしな状況で学祭やら途中から入ってくる新入部員のおかげで程よいテンポ感と顔芸やお色気などで飽きることなく一気に見続けられると思いました。心が荒んでる人には全てどうでもよくなる馬鹿になれるアニメだったと思います。作業しながらくらいの腰を据えないで見るくらいがちょうどいい。

多分酒飲みながら見たらもっと面白いと思います。スピリタスとか麦茶（ウォッカ９：ウイスキー１）を飲みながらだと最高じゃないですか？多分記憶と服と1日が潰れると思いますけど。

実写版、乃木坂とかいるけどどこまで再現するんだろ…ちょっと気になるな…とりあえず酒飲んできます。