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外国につながる子どもたちのためのてっぱん絵本その1『きんぎょがにげた』五味太郎作 福音館書店

 てっぱん絵本ナンバーワンは五味太郎作『きんぎょがにげた』です。鮮やかなピンク色の金魚が、絵本の中であちこちに逃げ回る姿に、赤ちゃんから大人まで夢中になります。私は初めて会う子どもがいる現場に向かうとき、ほとんどこの絵本を持参してきます。「金魚はどこ?」「ここ、そこ」とやりとりしながら、あっという間に子どもたちとお話ししながら仲良くなれるからです。日本語が分からない子どもでも大丈夫。もちろん大人も楽しそうに眺めています。たくさんの子どもがいるところには、金魚が見つけやすいように大きなサイズのビックブックを持参します。

 みなさんも、ちょっと試してみませんか。

 自分が楽しくて幸せな気分になりますよ。