私の人生、減点方式。
したいことの一つに読書があった。
久しぶりに小説、ビジネス本、自己啓発本、noteの記事を読み漁っていると、ひとつのことに気が付いた。
「わたし、減点方式で生きてる。」
前の記事を書いた時に気が付いたけれど、自己肯定感が低いが故に私は何故か理想が高い。その理想像と自分との差を考えてしまって、自分にはここが足りない、もっとこうなりたいと常に足りない何かを探している。ここがこうなれば、もっと素敵な自分になれるのに。自分を好きになれるのにと。
そのくせ憧れや理想像は一定期間が経つと変わっていくから、たとえ自分は成長していてもずっと物足りない。自分が好きになれない。
、、、常に減点方式で考えるから、自分を好きになれないんだ。
日常生活を振り返ってみても、減点方式で考える癖がついていることに気がついた。
私は思い立ったらすぐに行動したい性格で、割となんでもチャレンジしてみる方だ。
例えば、運動不足だからジムの体験レッスンに行ってみようとすぐ予約し、その週末にはレッスンに参加していたりする。その時に、う〜んということが続くと、必要以上にどんよりとした気分になる。せっかく時間を取って挑戦してみたけれど、失敗だったな…時間の無駄だったかもと。
これも思い立った行動は、自分の思い通りうまくいくと思い込んでいるから、違った結果になった時に必要以上にマイナスの気持ちになるのだ。加点方式で物事を捉えられる人だったら、いい体験ができた。ここは合わなかったけれど、運動もできたし、早起きもできた。次はもっと自分に合うジムに出会えたらいいな。という風にプラスに考えられるんだろうな。
自分の考え方の癖に気がつくと、小さい頃から知らずと減点方式だったことを思い出した。
私は小さい時から母のことが大好きなのだが、母は悪いことをすると「どうして○○できないの?」と問いかけ、良いことをすると「さすが○○ちゃんね!」と褒めてくれた。子供ながらに母の期待に応えたくて、相手の求めることは何かを常に考える癖がついている。
おかげで、学生生活や社会人生活でも「周りの期待していることを感じ取り、それを当たり前のようにやれる人」という風に褒めてもらうことが多い。これは強みでもあるけれど、弱みでもあるんだなと再認識した。
私なりの脱メンヘラステップは、加点方式で物事を捉える癖をつけることなのかも・・・!
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