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お笑い好き高校生の小話
書きたい事が見つからずに1週間が過ぎてしまった。音楽はまだ聴ききれてないし、紹介の文も書き終わっていない。何か楽しいことを書きたいけれど、外的に受け取るものは最近暗いものばっかりだ。最近見るだけで笑えてしまうのは、ZAZYさんとお見送り芸人しんいちさんが喧嘩してる姿だけかもしれない。喧嘩してるのに仲良しなのが隠せてなくてとても好き。
何か楽しいことが書きたい。何を書こうか。とにかく思いつくことを書こうと思う。
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髪を切った話
長い間セミロング〜ロングの辺りをうろちょろした髪型だった。気に入っていた外ハネの髪型を、母に「似合ってない!」「永野みたい!」と指摘された。言われる度にゴッホより普通にラッセンが好きを踊ったり、餅を喉に詰まらせるフリをしてろくに聞く耳を持たなかった。
でもそろそろ新学期。1年と少し連れ添った外ハネにも飽きてしまった。髪を結ぶのも鬱陶しい。そんな私は母の言われた通りに髪を切りに行った。生まれて初めて、結べない長さに。これは昨日の話。
髪を切っている時、ほとんど鏡を見れなかった。美容師さんに「下向いててください」と言われてしまい、雑誌も特に興味あるものが無いのでずっと手元を見ていた。爪が割れてしまい、ちんちくりんになってしまった指先に乙女心はズタボロ。しばらくそんな感傷に浸っていると、いつも髪を切る時には聴かない音が聞こえた。
ウィ〜〜〜〜〜〜ン
!?
その音の正体はバリカンだった。いつも肩に当たるくらいまでしか切らないので、使われたことが無く、真顔で内心はびっくりしていた。注文ミスして角刈りにされまいかと、頭の中をランジャタイ伊藤さんの顔がグルグルする。だがそんなことは無く、耳元辺りに髪の感触は残っていた。良かった。
「顔を上げてください」と言われた時、美容師さんはもう仕上げの段階に入ろうとしていた。そこで初めて私は鏡を見た。
あれ。
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私頼んだのこれだよな。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74673852/picture_pc_6ca7888061aee46f929fc540743e9d6a.png?width=800)
あれ!?
鏡にはどう見ても永野さんが映っている。あれ、永野さんみたいだから切ってこいと言われたのに、あの時の永野さんに近づいてないか?!
「後ろこんな感じですけどいいですかね〜」
美容師さんはもうチェックの段階に入っていた。頭の中は大混乱なのに、顔は真顔で口は平然と「大丈夫です」と応えていた。
帰り道、歩きながら頭はまだ混乱していた。頭の中で永野さんがずーっと踊っていた。思えば、マヂカルラブリーno寄席でも、永野さんは一番面白かった。永野さんは最強に面白い。あれ。私、芸人さんが松本人志さんの髪型を真似するみたいなことしてる?何故か分からないが、私はマスク越しで笑っていた。帰って母に髪を見せると、母は開口一番に「可愛い〜!!!」と言った。生まれて初めての髪型。すっかり気に入ってしまい、永野さんがより好きになった。
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前に共通テストで書いた時も、小さなことをお笑いに繋げてしまうことを書いた。サマンサタバサの財布を大学の合格祝いに叔母から貰った時も、「なぁ〜に入ってると思います〜?!」って、怪奇!YesどんぐりRPGの「ムール貝」のネタが頭をグルグルした。
こう考えられたらとっても毎日が楽しい。それこそ今の世界情勢についてはゴー☆ジャスさんのピッタリのネタがある。でも言わないでおこう。
最近R-1といい、M-1ツアーといい、お笑いのことばっかり書いている。やはりどこまでも面白い。永野さんも生で見てみたいな...
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こんな感じだろうか。来週には音楽紹介出来れば良いと思う。
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