実家が太いやつだいたいナルミヤ着てた。

Twitterで、ナルミヤのメゾピアノの香水の思い出について、漫画にしている人がいた。

私の中でファッションのブランドカーストの始まりって、ナルミヤだと私は思う。
今回はオタクネタとは離れてしまうが、ナルミヤについて、振り返りたい。

ナルミヤとは、子供服の会社である。
子供服としては、かなり高めのラインの服である。例を挙げるとすれば、昔学年誌に載っていた服のベルトが5000円である。子供向けなのに..
小学生ながら目を驚かせたことを今でも覚えている。漫画の単行本何冊買えるんだろうと。

ナルミヤには、ブランドがいくつかあった。

メゾピアノ エンジェルブルー
デイジーラバーズ ブルーククロス
ポンポネット 
これが私の世代のナルミヤだった。

有名なブランドを二つ紹介する。
まず、メゾピアノ

メゾピアノは、ふりふり、かわいい系のブランドである。リズリサの子ども版といえばわかりやすいかもしれない。私たちの世代だと
ちゃおで連載してた、読者モデルをテーマにした作品 シンデレラコレクションに登場したブランドといえばわかりやすいかもしれない。
シンデレラコレクションの作者がめちゃくちゃ怖いホラー漫画を描き始めた時はかなりショックだったことを今でも覚えている。なぜなら半端なく怖かったし、私自身ホラーが苦手だからである。

メゾピアノは何回かマクドナルドのハッピーセットになっていた気がする。

メゾピアノはコスメラインもあった。
今話題のあのメゾピアノの香水もそこにラインナップされていた。香水はちなみに5000円。
あの香水発売されて十年以上経った今もあの匂いを求めメルカリ で取引されているそうだ。
ちなみに、香水5000円はジルスチュアートの香水と勝負できる高さだ。



この香水は、2017年ごろに買った香水で買って3年経ったが使いきれてない。かわいいから飾ってある。いまひと吹きかけたが、シーブリーズのような匂いがした。話を戻そう。


コスメティックパーラーという名前で都市圏でショップ展開をしていたそうだ。(文化過疎地なので触れない人生だった。)

昔ちゃおについてた、メゾピアノのコスメカタログに載っていた化粧品には、なんども胸をおどらせた。メゾピアノのコスメパーラーコスメ名前もスイーツにちなんでいてかわいかったな。
先日地元の百貨店を歩いていると、メゾピアノができていた。昔と違って幼稚園児向けのサイズばかりだった。こんなに小さなサイズなのに1万円ぐらいするのかと思った。(私が着ている服より高い)昔より抑え目の甘さになっていた。あと、あのうさぎのベリエちゃんはいなかった。

次にエンジェルブルー

エンジェルブルーは、ポップなデザインのラインである。
ミニモニの加護ちゃんが着ていたのも有名だろう。
エンジェルブルーも少女漫画雑誌とコラボしており、なかよしで、夢見るエンジェルブルーという作品を連載していた。
この作品はデザイナーをテーマにしていた。

自分の仲良くしてた子はエンジェルブルーの服を着ていた子が比較的多かった気がする。
エンジェルブルーを着てた子の経済状況はかなり豊かだった。先日友人に会ったとき、文化過疎地の地元のどこで、ナルミヤの服を扱っていたんだろうと聞くと、地元の庶民的なショッピングセンターの一角で、扱っていたらしい。ブランドに敏感なお母さん方はそこで買ってきてくれたのだろうか。ちなみに、例の同人誌の子もその服を着ていた。小学生で、同人誌を買える経済力があったのだから。懐事情は温かいだろう。

(例の同人誌の話はこちら)

ちなみに私のナルミヤ体験。私は世間的に見たら、実家は太いと思うが。まず母は、ファッションに疎かった。
ナルミヤの服を買ってもらった経験は一回しかない。確か、名古屋の百貨店で、デイジーラバーズのTシャツを買ってもらったときめちゃくちゃ嬉しかったことは覚えている。
ショッピングセンターで、買ったTシャツとは違う触り心地だったことも覚えている。
それを二児の母で親と同世代のフォロワーに話したら、ナルミヤが通じなかった...
お嬢様と私は歳が4歳ぐらい離れているならだろうか。カルチャーショックだった。

もう一つのナルミヤ体験が、私の親戚には病院経営者がいる(小さな病院だが)
親戚に昔は、バレンタインを贈るのが家庭内行事で、お返しにエンジェルブルーのミニバッグを貰ったことを覚えている。あのバッグも、もう処分してしまったが。スポーツバッグを小さくした感じのだった。

私はあまり身長が伸びなかったので、ギリギリまだナルミヤの服はサイズ的着れるかもしれない。デザイン的にはアウトだが。

ナルミヤの、ポンポネットのラインナップを見たら、20代でも、着れそうだし私が好きな水色系の服が多い。
ポンポネット大人向けのアイテム出してくれないかな。

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