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担任のタイプ別!副担のフォロー術✨

💡全体の解説💡

1【リード型かサポート型か】


縦軸は担任が、自分で子どもたちを引っ張り導く【リード型】か、子ども達を立てて後ろから支援する【サポート型】かで分けました。

基本的にリード型の学級経営は秩序が生まれやすく、教員を頼っていればよいので安定感があります。一方で、子どものリーダーが埋もれてしまうこともあり、担任の顔色を窺ったり、逆に担任以外の教員の指示を軽視したりする注意点もあります。

また、サポート型の学級経営は子ども達が自由に個性を発揮できる利点があり、子どものリーダーも育ちやすい環境になります。一方で、子ども達が落ち着かない雰囲気だと授業が運営しにくくなることも。


2【管理的か放任的か】

横軸は、規律重視の【管理的】なタイプか、子ども重視の【放任】タイプかで分けました。

管理的な学級経営をすると、子どもたちはルールを守るようになります。ルールを守れる学級は正義が通りやすく、子どもの中の格差は生まれにくくなる傾向にあります。一方で、ルールの意義や必然性が軽視されれば、「怒られるからやらない」「褒められるからやる」のような規範意識しか育たず、当然そのような環境では主体性は育ちません。

放任的は学級経営をすると、子どもたちはリーダーを中心として自分たちで考え、主体的に問題解決を図ろうをするようになります。そのような環境下で、リーダーはクラスメイトを説得する必然性が出てくるため、リーダーシップは格段に上がります。一方で、リーダーの適任が不在であったり、消極的な放任(失敗してもサポートなし)の場合は秩序がなくなり、学級崩壊の危険性もあります。


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