宗教単元 事前課題

まずは、課題書籍「臨死体験」を読んだ感想を綴る。
最初はあまり関心のないテーマだなと思っていたが読んでいるとのめり込んでしまった。
普段全く考えることのない、生死について、様々な国、時代の方の臨死体験談はとても興味深く引き込まれると同時に、好奇心が湧いた。
少し奇妙で怖さを感じながら、読み進めていた。
最も心に残っているのは、体と心は車と運転手のような関係であるということ。催眠術によって、心と体を分離することができたという経験談には驚き、ヨガ等を通じてトランス状態などを体験してみたいと感じた。
また死や宗教についてのイメージが少しポジティブなものにアップデートされた。

(事前課題)
課題図書を読み、自分が思っていた「宗教」のイメージとの違いを話し合ってまとめてみておいて下さい。

  • 私の宗教のイメージは下記のようなものがある

    • 人間が作りだした概念

      • 人間の願い、拠り所(救われたい・報われたい)

    • 科学的に証明されているものや事実ではなく偶像的なもの・世界観

    • それぞれの宗教に神的存在がいる

      • 神的存在の教えがある

    • 人間を動かす際にとても便利なもの

      • お金儲けや政治的に利用されるもの

    • 崇拝している人とそうではない人がいる

      • それは生まれた地域により決まる可能性が高い


  • 課題図書を読み感じた、私が思っていた「宗教」との違い

    • 「神」という言葉は人間が作り出した概念ではあると思うが、宗教を広める上で語り継がれている教えや、聖書等の書物に記載されている物語に出てくる話や、『往生要集』や六道輪廻で描かれている(下記記載)、天にいくと極楽、地にいくと地獄のような世界観は、本書にでていくる臨死体験とも近いものがあった。宗教の神的存在や教え、聖書等の物語は「人間が作りだした概念」だと思っていたが、どうやら現代でも共通して同じようなものを原始的に体験することがあるということに驚いた。

極楽と地獄。多くの日本人に浸透するこの観念は、そもそもなにに根ざすのでしょうか。

平安時代中期、「末法の世」に惑う人びとに死後の往生の方法を説くために、僧・源信(942-1017)が、膨大な経典・論疏から極楽往生にまつわる重要な要素を集成しまとめたものが『往生要集』です。

源信は同書で「極楽」と「地獄」の概念を具体的かつわかりやすく示し、死後の極楽往生のために一心に仏を想う念仏の重要性を説きます。その教えは同時代の貴族・庶民に受け入れられ日本浄土教の基礎となるとともに、文学や思想にまで影響を与え、後代の日本人に深く影響を与え続けています。

往生要集 全現代語訳 【講談社学術文庫2523】


  • また、宗教と「自動書記」にも深い関わりがありそうだということもイメージと違う点だった。宗教の教祖となる人や神的な存在は既に亡くなっている場合は多いと思うが、そのような存在から自動書記を通じて教えを伝えるということがあるようだ。(下記参照)本書にも自動書記の体験が書かれているが(1982年発行の「ラウニ・リーナ・ルーカネン・キルデの『死は存在しない』)、非科学的なものだとしても実際に事実として起こっているということ。つまり、大川隆法総裁の話も事実かもしれないと感じた。

幸福の科学
幸福の科学が立宗したのは1986年10月ですが、それに先立ち、大川隆法総裁は自動書記によって教えの基本書となる『太陽の法』を書き下ろしました(同書は1987年初版)。

https://happy-science.jp/feature/universe/about/4820

下記に本書の中で印象に残った記載を天気する。

蝶は西洋では、ギリシャ時代から魂のシンボルとして用いられている
魂が肉体に縛り付けられた状態が生であり、
魂の肉体からの解放が死であるという考え方
ギリシャ哲学からキリスト教にいたるまでの西欧思想の底流を一貫して流れている



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