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バナナの粉でデザートなトルティージャを作ろう♪

前回、スペインとメキシコを融合させようとして大阪がでるという錬金術を披露した私のトルティージャ


その時次回こそはもうちょっとおしゃれなトルティージャを作ろうとひそかに誓ったのです

とはいえここはラオス。
しかも南部の超田舎。
そんな簡単にオシャレなトルティージャができるとは思えません。
さぁてどうしたもんか?と思案していると日本のシェフより一通のメールが。
バナナの粉ってつくってくれないですか?

以前もバナナの粉は作ったりしたのですが、乾燥時間が長く大量に作るのは難しいなぁと断念していたところへの注文。ご注文にはもちろんありがたくお答えします。ということで早速バナナを乾燥させてパウダーを作り始めました。

前回は熟したバナナで作ったのですが、こんかいは「ちょい熟」と「未熟」。これくらいが粉にするにはちょうどいいんです。
で、さっそくカットして干して粉砕しながら、私の脳裏にトルティーヤが浮かんできます。

前回のトウモロコシ粉はお好み焼きになった(ただの入れる具材の問題)
ではバナナ粉はどうだろう?(いやそもそもトルティージャには粉いれんでいいってことはこの際置いておこう)
これならちょっと甘い感じでオシャレなんできるんじゃない?
デザートみたいな・・・
ん?デザート?
デザ、デザ・・・

「デザートルティージャ!!」

もはやそれはトルティージャでもなんでもなく、ただのパンケーキやろ!?ってこと今回はわかってます。
分かってますけど、デザートルティージャってワードがでてきてしまったら作らないわけにはいかないでしょ?

ん~具材何にしようかな?
今回はデザートだしなぁ~
キャベツってわけにはいかんよな?
ってかデザートなんて作ったことないんやけどなぁ・・・

パパイヤが熟してるのでこれは確定。ブレンダーで混ぜて生地に入れこもう。後は、桑農園のマルベリー。これも先日ちょうどドライしたところ。
ナッツ系を入れてもいいだろう?ワイルドアーモンドカシューナッツはストックがある。
バナナパウダー自体の甘味は少ないので、紅バナナも入れよう。

おぉ!なんかそれっぽい材料やん。
これなら卵以外全部ここにあるものだけでできる!自然栽培の農園フルーツと森のナッツでつくるパンケ・・・デザートルティージャ

早速朝からあまりもののドライバナナでバナナ粉を作る。まだ日が昇る前にうぃーーーんってなってるからみんなビックリした事でしょう。

そこに卵、ドライフルーツ(パパイヤ・マルベリー)、ドライナッツ(ワイルドアーモンド・カシューナッツ)完熟パパイヤ、オリーブオイル、塩、ライムのしぼり汁を入れていく。気持ちベーキングパウダーも投入。

このバナナ粉、中々粘性があって上手に焼くのは難しい。しかも焦げやすい。
それでもなんとか形にしようとトライ
オリーブオイルを引いて
ひっくり返して、ふたをして
もう一回ひっくり返して、よっこらせっと

うん。まぁちょいと割れてるけどボチボチでしょう。
バナナ粉は焦げやすいので本当は蒸して火入れした方がよさそうかも。でもままぁ今回はトルティージャやしね。せめてオリーブオイルで焼きましょう。

ここに山のハチミツをたっぷりとかけたら、朝から採ってきた生のマルベリーとジュクジュクに熟したパパイヤ、先日頂いたジャックフルーツを添えて完成!

じゃじゃーーん!
できました!!農園の自然栽培のものだけでつくるパンケ・・・

デザートルティージャ!!!


問題はお味・・・・
ですが、
美味しい!!!
何気に入れたナッツ類が効いている!
甘味もちょうどいい優しいあまさ。
ビタミンたっぷりで朝から栄養ばっちり!

こんな機会でもなければ絶対つくることなかったであろうデザートルティージャ。おかげ様でまた新しい農園のフルーツ活用法が見出せて農園レパートリーが増えました。
主催のHARCOさん楽しい企画をありがとうございました♪

今回の実験から
トルティージャとトルティーヤを混ぜるとお好み焼きが
トルティージャとラオスフルーツを混ぜるとパンケーキができることが判明しましたよ!

さぁ今日も一日が始まります。

トルティージャ祭りの概要は👇


開催は明日の12月8日までとなってます!滑り込み投稿大勧迎(多分)!
#トルティージャ100  で投稿しよう!


サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。