薔薇をそのまま閉じ込める今までにない香りに感動
ご縁の始まり
それはある人にキンノイ生姜塩を渡したときに喜んでくれたのが始まりだった
(キンノイ生姜塩とはラオスの香り高い生姜と塩をオリジナルブレンドしたお塩。めちゃ香りがよく美味しいのでとっても人気で現在売り切れだけれど、またラオスから届いたらそのうち記事にします(笑))
さて、そのキンノイ生姜塩を渡したところ、彼女が
「この生姜のディフューザーが欲しい」
とポツリといったのだ。
きっと普通ならその場で「いいよね~」なんて言いながら、そのまま流すだろう。
でも私はそれがなんとなく気になって、何の気なしに
「ディフューザー?どうやって作るんやろ?作り方知ってる人教えて!」
と、これもまた、なんとなくフェースブックに投稿。答えが返ってくるとは思わなかったけれど、、、投稿してから数日後
一度大阪でお会いした方から
「それならいい人を紹介できるかもしれない・・・」
とコメントを頂けたので、
すぐに「紹介して~~~」
といったのが始まり。
やっぱり、ご縁というものは見えない糸でつながっていて、ひょんなことでするするとつながっていくものなんですね。
と、前置きが長すぎた・・・。
薔薇の専門家Brilarozoさんとの出会い
その時に紹介していただいたのが、バラの専門家である
Brilarozo(ブリラロッソ)さん
薔薇を低温で蒸留しているんだそう。
やっとここで薔薇登場(笑)
さて、ここからが本題。
薔薇の蒸留といっても、まぁ別に普通にあるし・・・と思うかもしれないけれど、私が引っ掛かったのは”低温”という言葉。
「どういう事なのだろう?」
と興味をもってお話させていただいたら、そこで発せられた言葉が予想をはるかに超えていた。
それが
「実は、バラを無加水で35℃で蒸留しているんですよ」
という言葉。
私は一気に魅了されると同時に混乱が生じる。
ん!?????
え???
まじ!?????
どゆこと???
訳が分からなくなると同時に、それがどんだけすごいことかを直感で感じ取っていた。
そして、その言葉の返しは
「試してみたい!何か買えるものありますか?是非送ってください!」
だった。
興味あることになんでも首を突っ込む悪い癖はなかなか治らない(笑)
さて、私が何をそんなに驚いたのか?
それは2つある。それが、無加水と35℃という言葉だ。
① 初めて聞いた無加水での蒸留
蒸留とは普通は水を使うのは皆様ご存じの通り。
薔薇を水につけたり、水の上に薔薇を置いたりして、それを蒸発させて、再度冷やすのが普通の蒸留手法。
何せ、水み成分を染み出させて、それを水蒸気化するのだから水がなければ始まらない。だけれど、彼女の言葉からは水を加えないという事だった。
② 初めて聞いた35度という超低温
それ蒸留じゃないんじゃない?と言いたくなるほど低温での蒸留。だって、今の夏場なんて35度なんて普通に行くし、なんならラオスの平均気温くらいだったりする。これの何がすごいかって、成分が一切壊れないってことがすぐに想像できること。
ちなみに35℃というのは、人の血が最も活性する温度。(体温が36.5~37℃が一番免疫が高いといわれるのは、血の温度を35℃に保つためらしい)
この二点はつまり、薔薇そのものを成分を壊すことなく、水分と水分以外に分けるという今まで聞いたことない、あり得ない手法なのだ。
しかし、私を最も驚かせたのはその香りをかいだ時だった。
まるでバラ農園にいるかのような自然な香りに驚かされる
電話した翌日にはすでに手にすることとなった、薔薇の生体水
(この超低温無化水で蒸留して得られた蒸留水はまさに植物の生体そのものという意味を込めて、蒸留水ではなく生体水と名付けらえたそう)
早速、フッと一吹き。
辺りに漂う、薔薇の香り。
いや、薔薇だけじゃない。
花も茎も、なんなら土も。それくらい自然の香り。
薔薇の草原にいるかのような、そんな美しい香り。
正直私は、今まで薔薇の香りが苦手でした。正確には作られた薔薇の香り。なんだか強くてきつくて・・・
でも、この香りは全然苦手じゃない。
というより、めちゃくちゃいい香り!
近くにいた人にも一吹き
「うぁ~何この香り!」
って同じ反応。
やっぱり自然の香りはみんな共通で好きなんですね。
シルクとも合わせてみる?
そして、この香りをかいでみて、ピンときたことがある。
「これってシルクに合わせたら素敵じゃない?」
という事。
思い立ったが吉日。
すぐに実験。(写真は届いたその日に早速やってみた第一回目の試作中)
適当にやってみたけれど、シルクに薔薇の香りがほのかについて
「うん。これいい感じになる!」
と確証ができたので、その後もさらに実験。
分量とかもいろいろ試しながら、これならいいんじゃない?
というところまで出来てきた。
やっぱりシルクと薔薇は相性がいいようだ。
BrilarozoとinSuiがコラボすることに!
そして、話はトントントンと進み、時々戻り(笑)、やっぱり進み、なんと正式にBrilarozoさんとinSuiがコラボして
「薔薇の生体水とシルクローズパうパウダーのセット」
をモニター販売することに(先着100名様のみ)
商品名は
「薔薇ノ記憶」
手前みそですが、かっこよくないですか?
35℃という低温で無化水だから、薔薇そのもの。
だから薔薇ノ記憶と名付けました。
次回もうちょっと詳しく薔薇ノ記憶の記事を書こうかと思うので是非お楽しみに。
サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。