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ラオスの自然のデザートは都心の高級デザートを超えるか!?これぞ最高のカオトム!

カオトムって何?

私のnoteをよく読んでいただいてる方ならもぉ腐る程聞いたであろうカオトム。今一度説明すると、もち米をバナナの葉っぱに包んで蒸した(茹でた)お供え物。もち米の中には、バナナを入れたり豆を入れたり家庭や季節によってそれぞれ味が違うものなんです。

↑こちらの記事にその作り方がのってますので、よろしければご覧ください。で、この記事にも書いている通り、味は自然の優しい味なんです。
そして、やっぱりもち米がモチっとするので、デザートというよりは和菓子とかお供え物って感じ。おはぎだったり団子だったりに近い感覚です。

なので都心のデザートとは張り合う土俵に立っていないというか、全く別物って感じ。そんなものとして今まで美味しくいただいていました。

十五夜に届いたカオトム三種

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そんなある日届いたカオトム三種。
今まで届くカオトムの内容はほとんど前出の記事のものが多く、若干違ってても大筋は同じ。

ところがこの日はどうも様子が違ってました。

ちなみに、カオトムの巻き方は大きく分けてこの二種類。また葉っぱもバナナの葉っぱではない違う種類の葉っぱを使うこともあります。
巻き方や葉っぱによって名前も違うので、右の二つは正確にはカオトムではなくカオノム・モッのですが、ここではカオトムで統一しています。

三種の内容は

真ん中のカオトムは、以前の記事でも書いたマイベストと同じ内容でした

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(写真も撮ってなかったので以前の使い回し)
餅の中にココナッツを炒めたものが入ってるの。
やっぱりココナッツ入りは美味しいな〜っていただきましたが、餅なのでデザートって感じではないです。

お次、左のカオトムはこちら↓

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こちらはお菓子ではなく主食でした。
もち米も原型が残っていて、中には豚肉が入っています。
肉まんに近いかな?初めて食べましたが、これもかなり美味しいですよ!

そして最後一番右がこちら

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ん?ちょっと様子がおかしいぞ?これは初めてのパターン。
何せモチモチというよりプルプル
その佇まいはまるでプリン!プディングです!!

なんだこれ?
・・・パクリ

う、うまい!!!


自然のデザートが高級デザートを超えた日

これは本当に美味しかった!私の中では都心の高級デザートを追い抜くうまさ!いや、しばらく都心の高級デザートなんて食べてませんよ。だから忘れちゃったのかもしれません。
でも、この"全て自然のものだけで作られたデザート"がこんなに美味しいなんて!と驚きました
町でこれ売ってたら即買いするレベル!

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トロッとしていて、口当たりは驚くほどなめらか
中はやっぱりポトンと落ちたココナッツを炒めたもの。

口の中に広がる甘み!
至福のひととき。

1番何が違うか?っていうとやっぱり生地でしょう。
今回はプルプルで餅感ゼロ。

で、その秘密はなんだと思います?
そう、いつものアレです!

やっぱりか!
という声も聞こえてきそう。
なんと!
生地に完熟バナナが練りこまれているとのこと!
でた!またここでもバナナ!
あんたはなんて有能なんだ!

と、私が驚くのも無理ありません。何せ生地からバナナ感が全く感じられなかったんです。なのでバナナが練ってあると聞いてびっくり。
それだけでこんなに食感が違うのか!って二度驚きました。

最高のデザートに出会えた1日。
しかも罪悪感ゼロ。
もうそれだけで幸せです。

。。。。それにしてもラオスの自然になるバナナは最強だな。
やっぱりこれはパウダー化して日本に運ぼう・・・超数量限定で販売しよう・・・・まぁ毎度いつになるやらわかりませんが。

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。