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【医食同源】ここ数日の変わったいただきものたち

皆さんこんにちは
ラオス南部からごきげんよう。

相も変わらず、ラオスの片田舎で生活しておりますと、私の森のメンターウォンさんから時々お届け物があったり、スタッフのみんなからお昼を誘われたりって事が多々。

もちろんお届け物って言っても熨斗もなけりゃ、箱もない。山でとれた土つきのお届けもの。
お昼を誘われたって言っても、カフェやレストランに行くって話じゃなく、奥さんが作った料理を一緒にいただくってスタイル。

例えばこんな料理

モリンガの鞘の魚味噌あえーパパイヤの新芽をそえて

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モリンガはみなさんご存じスーパーフード
あのジュニーさん↓

のお師匠もご推薦の最強の植物

そのモリンガの鞘の若い時を適当にカットしてきゅうりや、唐辛子、柑橘の実(これはまだなにか判明してません!解明中)とともに魚味噌であえてるんです。
味は・・・というと正直渋い!日本人にとってはこのままの味付けでは渋すぎる(いや渋いという表現があってるかは微妙ですが、なんかそんな感じ)

パパイヤの新芽を一緒に食べると若干食べやすくなりますが、中々おいしいとパクパクいけそうになかったです。ただ、めちゃくちゃ体にはいいはずです。
なにせ、モリンガとパパイヤですから!

見た目おいしそうなんですけどね~

そして翌日のお昼はこれ

主婦の気まぐれ山菜蒸しータケノコと魚唐辛子味噌をそえてー

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いやぁ、聞いたんですよ。これ何の植物か。
でももうわかりません。

豆系の木の葉っぱとか、パッションフラワーの葉っぱとか、名前の知らない姿も見たことのない葉っぱとか。
下は蒸しただけ、上は魚と唐辛子などであえてます。
そして真ん中の赤いのが川魚と唐辛子和え。これ結構おいしい!ペッの奥さんが釣ってきた新鮮な魚を使ってます。

緑のは魚の糞が入ってるそう・・・まぁ腸ということでしょう。

白い料理はタケノコりょうり。これは普通においしいです。水草と合えてるんですがこの水草がまたいい感じ。

生姜系の植物の花はそのままいただきましょう

で、昨日だったか今日だったかもう日が分からなくなってますが、朝とどいたのがこちらの花。

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生姜ではなく、あくまで生姜科の植物。それの花です。
味の形容はとっても難しいですが、これは生で食べるそう。

で、食べてみたけれど花びら固くって「ん~」って唸ってたら、「外は固いからむかなきゃ~」って笑われた

いや知らんし!!!

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それがこうなって・・・

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こう。

ここなら柔らかくて食べれます。(おいしいかどうかは別)
ひとまずトウキビ酢につけてみました。

ちなみにこの根っこはウコンのような根っこなんですが、もちろん生薬。とくに面白い使い方が、難産の時にすりつぶしてお母さんのおなかに塗ってあげると、お産が楽になるんだとか!?まじですか!??

ちなみにちなみに、以前下の写真の生姜系の花をいただいてて、それの小さい番かと思ってたらまた違う植物のようで・・・

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生姜だけでどんだけ種類あんねん!おぼわりきらんわ!

で、また今日の昼
お手に二つほど持ってきたのがこれ。

マックトーンの実

これは初めてでした。が、ツイートしたら日本在住のラオス人の方からも教えてもらえました。

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こんな実
日本にいたら拝むことはないでしょう。

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一番外の皮だけ向いて、種の周りと、中の実両方食べます
ウォンさん曰く塩につけて食べるそう。
これ結構おいしいです!

この白いところ殆ど種なのですが、ウォンさんはそのまま飲み込んでました。まじか!?喉につまらんか心配やわ!

私は心配だったので噛んで割って食べようとしたら、種の中は超苦い!たべれませんでした(笑)

にが~~~!っと言って吐き出してる様子をみてウォンさん大爆笑w

・・・と日々こんなお届け物がある暮らし

もうこんなのはっきりいって免疫ばっりばりの自然食ですよね。
たまには和菓子のお届け物とかないかな~って思いますが(笑)、届くのは自然のものばかり

いつもいろいろ届けてくれたり教えてくれたり、ランチに誘ってくれるみんなと自然に感謝です。

いやぁしかしラオスに来て4年目
いろいろと教えてもらってきたけれど、まだまだ新しい食材、生薬は付き添うにないです。まじで食の宝庫
先日1万種類の話をしましたが、それに近いものがあります。ほんと季節にあわせて多様な食の知恵は驚かされます。ほとんどが栽培したものじゃないってのがまたすごいですね!味付けは同じだけどね(笑)

これからもどんな食がとどくか、みなさんも楽しみにしてみてください。
お届けできないのが残念ですが。


サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。