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ラオス流発酵タケノコとそのアレンジ料理

2日連続で軽めの料理記事を。

先日ウォンさんがタケノコを持ってきてくれました。
タケノコって言ってもみなさんの想像とは違うはず。
ま、竹と一言で言ってもいっぱい種類あるんでね。ラオスにもかなりの種類があるそうで、床を作るときはこの竹、柱を作るときはこの竹、壁はこの竹、編み物はこの竹・・・と色々。

宇宙生物のどこかのような発酵タケノコ

というわけで、ラオス人が大好きなタケノコ料理はこちら。家に行くと時々袋に入ってぶら下がってるやつです。
それがこれ。

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「おいおいまじか!」
「宇宙生物でもいるのか?」
ジャージャーピンクスを料理したと言われても納得しちゃいそう

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いや、もっと変な生物っぽいか?
ぬるっとしていて、若干ピンクがかってて、蛇より食べるの勇気いります。

フレッシュなタケノコはうまいのですが、これは何せ発酵物。
しかも私の苦手な腐った魚系の香りがする。
パーデーか何かの調味料を入れて、何日か経ったやつ。
ラオス流タケノコの漬物だ。

お味は残念ながら私の口には合いませんでした。
やっぱり魚系の発酵は私には難しい・・・・残念。
食感もぬるぬるしてるし。。。

みんなは大好きなのでこのままカオニャオと一緒に食べてます。

・・・・
しかし、せっかくいただいた料理。
美味しく変えれないか?チャレンジしましょう!

口に合わない発酵タケノコを美味しくしよう

ということで、大した腕があるわけでもないので、パッと思いついたタケノコチャーハン。色々混ぜて米が入れば誤魔化せるだろうという逃げの料理です。

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唐辛子・ニンニクと醤油・からし菜で誤魔化してますが、あれ?これ美味しい???いけるやん!
ということで、ニンニク唐辛子と油でかなりいい雰囲気になることが判明。
これなら全然たべれます。

ということで第二弾はタケノコ主役の料理に挑戦。

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冷蔵庫に入れておいたら、外のぬるっと感がだいぶ減って、宇宙生物感が減りましたが、中身はぬるぬる。
さてさて、油とニンニクと唐辛子に合うことがわかったので、今度は発酵タケノコ炒めに挑戦。

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細かく切って、ニンニク唐辛子で炒めた後、醤油で味付け。
そして庭のネギをいっぱいとってきて、ゴマとともに散らす。
写真見るとまるで土手煮。ビールが欲しくなりますね〜

醤油がドバッと出ちゃってちょっと入れすぎましたが、これがヒット!
かなり美味しいです。カオニャオにも合うし、つまみにもなるし。
味付けをしなくても、もぅ味がついてるので醤油だけで十分。

いやぁ、「今度からタケノコはいらないや〜」って断らないかんな〜って思ってたんですが、これなら何度持ってきてもらっても構いません!

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ついでにいつものひよこ豆カレーにも入れちゃいました。
これは量も少なかったし全然タケノコ感がないですが、そのままより味に深みが出ました。

以上、意外に使える発酵タケノコの紹介でした〜

お口直しは熟したパパイヤ〜
パソコンやってたら持ってきてくれた。
やっぱり美味しいな〜

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