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乾燥蒸しバナナに挑戦して新たな発見を得たと言う話

以前の記事でも紹介した赤い乾燥蒸しバナナ。
かなり美味しいので、乾季が終わる前にもう一度作ってみることに。
そしてそこで新たな発見が。

以前の記事はこちら↓


まずはバナナの熟させ方

大量販売のバナナは薬で黄色さをだす。
そんなことをみんな言っています。(真実は不明)

しかし、この村がバナナの熟しに使うのはこの葉っぱ。名称は不明。
普段この葉っぱは魚をとるのに使う(魚が食べる?)らしいのですが、
今回はバナナを包み込みます。

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包み込んで袋に入れて、2〜3日日陰で放置するだけ。
すると見事に黄色く熟します。
熟すと言うより、若干発酵が促進されているようにも感じました。

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魚をとるための葉っぱですが、まだまだ奥が深そうです。
これはこれで研究する価値あるかも?
お米に包んでどんな発酵するかみてみようか?

同じようで違う?バナナの種類

そうして見事に熟したバナナをカットして天日干しをしたのですが、ウォンさんからご指摘。
こっちはいいけど、こっちはだめ。
美味しくない。
赤くならない

全く同じに見えていたバナナ。
しかも同じところから入手したのに、どうも種類も味も違うらしい

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写真ではわかりませんが、熟して甘くなったバナナと
もう一つは硬くパサっとしたバナナの2種があります。
両方とも若干黒さが皮に出始めたくらい黄色く色づいていたもの。

味は全く違います。硬さも全く違います

なんと言うことでしょう!
同じに見えていたバナナにも種類があったなんて。
小さいバナナや大きなバナナ、種ばかのバナナの違いはわかるのですが、同じに見えても違う種類があったとは初耳です。

実はこの一見同じに見える2種は、同じバナナとして流通に乗り販売されるようです。
しかしウォンさん曰く、全く違うと。
そして確かに全く違ってました。
あの赤く美味しいバナナにはこんな秘密があったんですね。
美味しい種類の美味しい瞬間だけをピックアップして作られた乾燥蒸しバナナ。
なおさら貴重に思えてきます。おかげでまた新しい事実を学ぶことができた一日。

早速明日は美味しい方のバナナを農場に植えてみます

さぁ今回乾燥させたバナナは無事に赤くなるでしょうか?
明日以降おってまた報告いたします。

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。