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タマリンドのタネを食べろってか?

「サワディー」

っとやってきたウォンさんの手には何やら見慣れぬ黒い小石のような物体が数粒。

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ナンジャコリャ?

触ってみるとあったかいので、どうやら火にかけたようだ。

「ギン(食べて)」
というので何の実だろう?と思い口に入れる

が、硬い。

もっと力を入れて・・・

バリ!!

「あ!なるほど。外の殻を破って中を食べるのね。」

中なら・・・・

「か、硬い・・・。」

しかも大して美味しくない笑

何やねんこれ?
と微妙な表情を感じることなく、残り全部置いてさっさと帰っていくウォンさんに微妙なありがとうを伝えた翌日

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今度はタマリンドを持ってきた。
おぉ〜タマリンドの季節やね。
これ美味しいんよな〜なんて話してると。

ウォンさん

「これだよこれ。昨日食べてたやつ。」

「え!?昨日食べたのこれなの?
ナイマッカーン??(タマリンドのタネ)」

「うん」

「エーーーー!」

ってな具合で昨日食べたのはタマリンドのタネだと判明。
そういえば名前聞いても分からんと思って昨日これが何かを聞いてなかったw

「硬いよ〜!」
っていったら
「塩水につけて一晩おくとやらかくて美味しいよ」
と教えてくれた。

はよ言ってよ〜なんて思いながら、また試したいとの要望に

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早速どっから木を拾ってくるウォンさん

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ついでに何かの花を持ってきて、蜜を吸ってた笑
私も1弁おすそ分けをもらいちゅうちゅう吸ってみる。
ちょっと甘くてチョウチョになった気分

早速火にくべて数分。
火にかけた殻を一つづつ破って早速塩水に浸ししてみる
(この殻破るんめんどい)

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そして一晩。
それでもまだ硬い!

さらに半日。
やっと柔らかくなってきた。

味は・・・・ま、まぁまぁ。
それにしても喉に引っかかる。
もち米とともに炊いて見たけど、これは普通に美味しい。

だけどやっぱり喉に引っかかる。

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タマリンドは身をほぐしてジュースにするのが一番や!
今のうちにこの夏を乗り切るタマリンド確保しておかなきゃ!

体力の回復や消化の促進にぴったりなタマリンド。
タネはどんな効果があるんだろう?

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今朝は満月が西に沈んでいく様が綺麗でした。
と、可とも不可ともいえないタマリンドのタネの感想をごまかしてみる。

ではまた〜

サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。