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おうちで木工生活03

 そういえば、少し前に書庫兼客間に、追加の本棚が完成していました。
コンセプトとしては。。。

●使わなくなったら、解体しやすい。
●ジャンプコミックス系が乗る。
●場所を取らない。

の3つです。見た目よりも、子どもさんの漫画蔵書を置ける場所が”とりあえず”作れたらいいな。ということで、木材などもこだわらず、ホームセンターによくあるSPF材で2×4の柱で作りました。

参照:おうちで木工生活02
(2×4って何?SPFって何?というのはこちらで案内しています)

SPF材を鉋で削った感想

 高さ、幅の微調整の為に、木材を少し鉋で削ったのですが、今回使ったSPF材、ものすごく柔らかくて、削る分にはあまり力も必要なく、リハビリには悪くなかったのですが、柔らかい木材を削る難しさを知りました!!!

今回は小口(木の繊維を断つように切った面)を削ったので、鉋を引いた後の部分が毛羽立ちやい、割れやすくてびっくりしました。そもそも私が鉋の刃を仕上げるのが下手で、そうなりやすいのですが。。。。家具講習では、硬い木材を使っているので、鉋をかけながら「もう少し柔らかい材だといいのになぁ」と考えていたものです。
そんなことを先生にお話しした時にも「柔らかい木は、硬い木とは違う意味で難しいよ。」と言われてましたっけ。

削って分かる、違う難しさ。鉋は通しやすいのですが、それゆえに削りすぎもありました。鉋を引き切った時のフチの割れや毛羽立ちを解決するには、刃をもっとしっかり砥ぐ必要があるのかな?。。。そう考えると、やっぱり砥石のかけ方をもっと頑張らないといけないんだろうなぁ。と、初心に帰るしかないんですよねー。今回の自粛期間中も、家で作業している時間の殆どは、鉋の砥ぎに時間を使っているのですが、それでもまだピカピカに砥げているわけではない。と。

奥深い世界ですね。だから、楽しくもあります。

ついに電動工具を購入!

 家にある、組み立て式の家具は、私がほとんど組み立てているのですが、今まではビス締め・ねじ締めなどなど、すべて自分の力で対応していました。電動ドリル欲しいな~とは思っていたのですが、今回本棚を準備するにあたり、やっと!買いました!

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マキタ(Makita) DIYモデル 充電式震動ドライバドリル M850DSX です!!
電動ドリルって色々あるんですけど、これを選んだポイントは、重さと、力のバランスですね。あんまり力がなくても、丈夫な木材のねじ締めや穴あけの際に不安ですし、重さは軽いと持ちやすくありますが、硬い素材に使う時にドリルが空回りしそう、安定しなさそうなので、それなりの重さも欲しかったんですよね。でも、重すぎると自分の手や腕が耐えられなさそう。

で、展示品をいくつか持ち比べて、こちらに決めました!

購入したら、既にバッテリーにもある程度充電がされていて、ねじ締め用のビット1つも入っていました。(穴あけ用のドリルも欲しかったので、ビットもセットで購入しました)

使った感想は、思った通り!の使い心地で、作業しやすかったです。
自分の手の力で木ねじを締めるのは、ちょっと大変だったのですが、これで自宅でも作業しやすくなります。工房で使わせてもらっている電動ドリルと比べると、ちょっとだけ軽いのですが、まあ、本格的な家具製作は工房でしかやらないだろうし、自宅でちょっとしたものを作るには十分かな。と考えています。

これから先どうする?

 実は、この簡易本棚を作りましたら、少しばかり2×4の端材が出たんですよね。それを使って、子どもさんの部屋にも簡易本棚を作ろうと考えています。作りたいものを作る前の寄り道が過ぎますが、ちゃんと自宅作業用の作業台も作りましたし、小物試作もやっと始められそうです!(持っている鉋もほとんど整えた)

よーしやるぞー!と、気持ちは上向きですが、3月からは家具講習も再開されます。しばらくは、飲食店の仕事は下火のようなので、そのうちに仕事をしながら、制作をする生活に慣れたいですね。

 木工のお話、結構読まれているようなので、今後は家具講習で思ったことも残していけたらいいな。と、考えています。じゅ、需要があればですが。

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