メダルの塊が命を得た話。

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仮面ライダーオーズ 10周年
復活のコアメダル

を、2回見てきて...感想をふせったーで色々書いたので、自分の備忘録としてここにまとめようと思う。

まず私にとってオーズという作品が、平成ライダーで一番好きな作品であり、映司とアンクというキャラクターをずっと愛してきたということを、最初にここに記しておく。

そして、重大なネタバレを大いに含んでいるので、これから映画館に向かうという人や、円盤発売まで温めておくという人は、ここでページを閉じていただくことをおすすめします。



では。



ハッピーバースデー、オーズ10周年



ーーーーーーーーーここからふせったーコピペーーーーーーーーーー



映司の最初出てきたときの薄気味悪さと、グリードとしての本性を表したとき、そして最後の本物の映司、実質三役をあの中で演じ分けた渡部秀さんの演技力本当にすごかった。
でもだからこそ、最後アンクと二人でボロボロ泣きながら最後の戦いに赴くところ…本当の意味で再会できたあの時の映司の表情がつらくてつらくて……。

アンクちゃん、グリードなのに他人の死に涙流せるくらいになったんだね、とか 再会出来たのにこんな短時間でまた…いやまたというか今回はもう永遠にお別れなのか……とか 

色んな感情ごちゃごちゃになって、見てて本当にしんどかった。


こんなこと言ったら無粋かもしれないけど映司くんが生き返るまで、アンクちゃんがくっついてることは出来ないのか…とか、
どうしても映司くんとアンクちゃんが二人で幸せになる未来を望んでしまうんですが。 


でもやっぱり たとえグリードでも、死んだ人間を生き返らせるっていうのは無理だってことなんだろうな。
お兄ちゃんはあくまで瀕死だったわけで。 

アンク 比奈 映司の本当の再会が、一瞬でも死に顔じゃなくてよかった、とそれだけが救いな気もする。 

アンクちゃん、映司くんの目を閉じてあげるんだよ……ほんと、人間らしくなりやがって……


タジャドルエタニティの戦闘、最終回のタジャドルと逆転してるのがもう……
トドメもあの時とは違って映司のキックだっていうのも含めて……最終回、あのあとアンクが消えるっていうのを見ている分

実感として 「あぁ…映司はいなくなってしまうんだな」っていうのがぶわっと襲ってきてしまった。

ただ最終回のオマージュってだけじゃなかったと思うあのシーンは。うまくいえないけど。 

つらいなーーーーつらいよーーーーー


今MEGA Max見てるんだけど、ここで現れた40年後のアンクが 復活のコアメダル後、映司を失ったあとのアンクだと思うとますますしんどいですねこれ



ーーーーーーーーコピペ終わりーーーーーーーー


確かにしんどい結末だし、どうにか幸せな終幕にできなかったのか…とも思う。それは映司とアンク、あの2人が、あの関係性が大好きだから。

でもあのあと映司も生き返って、アンクも復活して、古代オーズも人造グリードもいなくなってハッピーエンド、なんてご都合主義は…それこそ納得しないんじゃないかなぁ。

じゃあどんな終わりがよかったんだ、って聞かれれば今回の終わりでよかったんだろうな、と。

確かに映司はいなくなってしまったけど、どこまでも届く自分の手で少女を救うこと、アンクにもう一度会うこと、その願いは叶ったわけで、
アンクには死を悼んで涙するほどの感情が生まれた、それってやっぱり命を持ったものしかできないことで。

それぞれの欲望はしっかり遂げられたんだろうなあ。

これで20周年でまた映司くんが復活するぞーー!!!とかやったらそれこそ蛇足だと思う。

未だにしんどいし、映司のなかで2人が向き合って泣いてる姿を思い出しては胸が苦しくなるけど、

物語の人物たちにこんな苦しくさせられるほど、オーズという作品が私の中に残ってるんだなと感じる。

見てよかった、本当に。オーズらしい終末、きっと。


パンフレットがまだ手に入ってないので、それを見た時にまたどう感じるのかが楽しみ。

以上、良き終わりを。




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