死別直後から今までの心③

何もかもが敵に見える時があります。

あの攻撃的な感情は死別者特有だと思います。
誰にも共感できないし、安易に共感されてもわかるはずないだろうと思ってしまうし、こんな気持になってしまう自分にも嫌悪感があって。

具体的に言います。全く褒められた感情ではありませんが、自分で自分を許すために書きます。

死に別れた旦那の両親、悲しみを分かち合う相手が居て羨ましかったな。
毎日喧嘩してるの見てたけど、明日どっちかがいなくなったら後悔するんだろうな。

旦那の弟、これからでも彼女作ったり将来に希望はあるし羨ましいな。

自分の親、親がいるせいで旦那の後が追えない。
死にたいと口にすることも許されなくてその時だけは愛が邪魔だった。

自分の友達、旦那の友達、悲しいと涙を流して数日経てばそれぞれの生活に戻っていく。
家庭がある、大事な人がいる、羨ましいな、

「何か欠けて同じになってほしい。」


とにかく孤独で、誰にもわかってもらえなくてしんどいなと思った時に
同じ様な立場になっている女性のブログを読んだり、ツイッターを始めてみたりしました。

少し救われたような気がしたのは、そのあたりからだったように思います。

身近にいる誰でもない、顔も知らないけど同じ経験をした人が、
その時のわたしの救いでした。

もちろん同じ経験をしたからといって全て同じ思考になるわけでもなく、何でも話せる友達とはまた全然違います。そこは正しくSNSを使っているつもりです。


とにかく、私は人生で一番つらい思いをしたと思いますし、
もう自分含めて人のすること思うことは、最終的に何でも許してあげようと思いました。
こだわりがなくなったんでしょうか。

何でも許してあげた結果、体重が最高記録を更新しています。

許します。


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