見出し画像

死別直後から今までの心①

死別した数日後から、ネットで「死者の気持ち」「死ぬ間際」「死別」と、
死に関わることを何度も検索した。
突然死だったので、その原因についてもできる限り隅々まで調べた。

死別直後から9ヶ月が経とうとしている今に至るまで、
身を持って体感したことと、自分がネットで調べたことと大きな違いはあったりなかったりなので自分の言葉で書いておこうと思います。

死別直後、自分自身も死んでしまいそうな程、むしろ死んだら良いのにと思う程大きな悲しみに襲われ、その波は絶えずいつどこにいてもやってくる。
一緒に住んだ家はもちろん、並んで歩いた道、いつも通っていたスーパー、よく立ち寄ったカフェ
いつだって一緒にいた、それが当たり前だったのに。
朝起きるとあの人はいない。
どれだけ考えても何故あの人が消えてしまったのか、何故その必要があったのかわからない、もしかしたら私が悪かったのかもしれない、私と一緒にいなければもっと長生きしたのかもしれない。

口に出したらその事実を認めるようで誰にも言いたくない
ご冥福をお祈りとは?一体どういう意味なんだろう?
周りの人間はきっと今は悲しいけど、次第に【いなくなった人】として解消できるようになる

文字通り【死ぬほど辛い】
死別以外ではこの言葉を使えなくなるくらいに辛い。
愛する人のいない世界に自分だけが追いつけない。
一緒にいた時間を返してほしい、その時間にずっとしがみついていたい。

自分を責めても返ってはこないのに、ずっと自問自答を繰り返す。

いつしか自分もこの死を認めて、涙も流さなくなって、いないことに慣れていくのか?
一緒にいた日々が遠くなっていくことが怖い。

お願いだから一緒に連れてってよ。

そんな初期。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?