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2ヶ月後は偽物の世界。

いなくなってから2ヶ月たちました。

2ヶ月話してない、2ヶ月触れてない。

日常の違和感をずっと感じたまま、なんとなくぼんやり過ごしてる。

LINEや画像のフォルダを見返して「この時はこんなこと話してた」「あの日はここに出掛けた」と思い出したりする。そうすると、ちょっとだけ笑顔になれるようになった。

そして今日も仕事に向かって。

なんのためにこんなことやってるんだ?って思いながら。

うーん、、、。


いなくなったばかりの、あの刺すような痛みは落ち着いたかもしれない。

起きてもいない、ご飯も一人、帰ってこない、寝る時も一人、LINEも既読にならない、いない、いない。わたしがこんなこと言ったから、あんなふうな態度をとったから、あの時もっとこうしていれば。寝ても覚めても悲しくて、自分を責めても帰っては来ないのに責めるしかなくて。

やらなければいけない手続きを進めて、旦那の痕跡をちょっとずつ自分の手で塗り替える。認めたくはない、認めていないのに除籍、解約の嵐。

一緒に行ったスーパーで旦那の残像を見ては涙して。

今はそんな大きな波が過ぎて、チクリチクリと正体不明の何かと戦ってる。


「慣れた」とは少し違う気がする。でも人によっては慣れたと言うかもしれない。

「慣れた」と思いたくない自分も居て、旦那が居た日常が本物で今の世界がおかしいのだと思いたい。

「おかしい世界」で生きてる自分がまともでいられる訳もないよね。


ある時に旦那は出張だということにしたり。

ある時には私のそばにいるから平気、と思えたり。

なんだか騙し騙し生きていて、今はそれで過ごしてるけど。


もう限界だと、たまに諦めたくなったり。

しますね。

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