三回忌

なんで二年目なのに三回忌なのか

そんな事もこの立場になるまで知らなかった

明後日の20日で三回忌

最後に直接話したのは17日の夜

お別れも言えず、突然一変した生活

5月になると思い出す
電話が鳴ってから、さようならまでの約一週間

どうしてこんなことになってしまったんだろうか。

考えてもわからない、わからないのに理由をつけて自分を責める
そんなこと旦那さんは望んでいないのはわかっている
でもそれは彼の口から直接聴くまで、心の底から納得できる日は来ないのだろう

二年前のあの日とは、違った形で苦しみ続けている。

人はある程度、ある意味では自分に都合良く生きれる生き物のようで
何事もなかったかのように、外で振る舞うことができる日が増える
でも本当はそうしたくなくて毎日葛藤する
今置かれている状況に納得ができないのに
納得しているフリでもしていないとやっていられない

口で「辛い」と言うだけでは
周りにどれ程のものか伝わらない。

一体私が毎日生きて息を吸っていることが
どのくらいの労力なのか、わかってもらえない。

何故、誰にもわからないと決めつけているかというと
以前の自分では絶対に理解できなかったから。
人に求めるのは違うなと思って、諦めてしまいました。

しんでしまった方が楽なのに、どうして今日も生きているんだろうか。

いつでも終わりにできると思えば少しは楽かもしれない。

生きている理由が本当にわからなくなったら
そしたら、それが良いと思う。