見出し画像

お盆。

仏教など信仰がある方は読まないほうが良いかもしれません。

※絶対読まないほうが良いです



人が亡くなると、お葬式をして、火葬をして、名前もあまり知らない親戚と食事をして、49日にまた集まって。

小さいころはそれがなんとなく当たり前だった。

お盆になるとお墓参りをして、ご先祖様を迎えに行って、また送って。

みんながやってたからやってた。意味なんてわからなかった。


実際に大事な人が亡くなってしまって思う。こんなの意味なんてないな。

お経唱えて旦那が喜ぶ?

お線香の匂いが好きなんて一回も言ったことない。

いつも一緒にいるのに迎えとか送りとか要らないでしょ。


旦那のこと、彼が喜ぶことを一番に考えた結果、うちは自由葬をしました。

義家族の理解も、というか旦那の家族と意見が完全に一致したのですんなりすすめられました。自由葬は周りの理解が得られなくてできないことも多いみたいですが。

手なんか合わせたことがない。彼は私の旦那だから。

故人が成仏するために、必要な工程?

私達が彼のために一生懸命やってるんだからそれで充分以上のものがある。

むしろなんとなくしきたりで決められた方が嫌がりそう。

自分がいなくなったと思われたくないはず。成仏してねと望まれたいとも思えない。


なので、こちら側の気が進まないことはしなくていいと思ってます。

うちは仏壇もないし、お線香じゃなくてキャンドル置いたり、写真はたくさん編集して、なんだか卒業とか引退のときにあげるようなものになってます。まわりにぬいぐるみ置いたりして。お花も好きなものにしてる。

たぶん普通の人が見たらひくくらい好きなことしてます。笑

でもこれが絶対喜ぶから。


でも、色々と揃えていってふと思ってしまうのですが、

どうして身体があってお話できるうちに、こんな風に彼が喜ぶことを一生懸命やってあげられなかったんだろうな。

もっと大事に、幸せにしてあげたかったな。

これからもたくさんやっていくから、伝わってると良いな。

少し、胸がチクりとする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?