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【英語X年目】外国のオンライン雑誌を斜め読みしてみる

英語をやればやるほどつくづく思うのが、
「いくらやっても語彙が足りない・・・」
ということです。


どういうことかというと、たとえば文法なんかは一度だいたいのところをマスターしてしまえば、それきり新しく学ぶことはあまりありません。

じゃあかといって「文法がわかっているなら読み書きが自由にできるか」といえば、全然そんなことはなく
そこらへんの児童文学を手に取るだけでも、知らない単語知らない慣用表現などはいくらでも出て来るものです。


そして「結局、語彙がネックになる」という点については、実はリスニングに関しても同じです。
少しずつリスニングのコツを掴んでいっても、どこで頭打ちするかというと、やはり「知らない単語」「今まで聞いたことのない単語」が出て来たときなんですよね。


だから私は「一日一つ、知らない単語に出会うのを目指す」くらいの感じで、セサミストリートの公式チャンネルを見たり、本をパラパラめくったりしているのですが、最近少し思うことがありました。

「なんか、学校で習うような単語ばっかりになってないか・・・?」
「もっと移り変わりのあるーーかといって政治や時事ニュースのような固いものではなく、具体的にいえば『tapioca』ぐらいの、ゆるさと弾力のある語彙が、足りてないのではないか・・・?」


母国語である日本語をみてみても、私たちは子どもの頃、言葉を学校だけで学んだわけではありません
ギャル」だの「ルーズソックス」だの(←世代がバレる)、国語の教科書には出てこないが常識であるような単語を、テレビだの雑誌だので見たり、友達から教わったりして、知らず知らずのうちに幅広いボキャブラリーを培ってきたわけです。


というわけで、今月は少し角度を変えて英語に取り組むことにしました。

「今までに教材だと思ったことのない『ファッション雑誌』からボキャブラリーを収集してみよう!」


今の時代、英語圏でも雑誌の記事をネットで無料公開しているでしょうし、お金をかけずにチャレンジできるはずです!
それにファッション雑誌なら、センスがありすぎる服とか、時代を先取りし過ぎているモデルの写真とかもあって、文章以外の部分もきっと楽しいに違いありません!


ということで、とりあえず検索してひっかかったのが、「FASHION」というカナダの雑誌のサイトでした。

トップページには、最新の投稿記事がたくさん並んでいます。

記事ページを開いて実際に見てみると・・・、
うん、すごい文字量だ・・・。
記事全文をきちんと読み終えるのは、なかなか骨が折れそうです。

ここで諦めようかとも思ったのですが、記事のタイトルだけを眺めていても、知らない単語がちらほらあります。
ならばとここは「タイトルを拾うだけ」という超脱力スタイルで勉強してみることにしました。


たとえば、こんなものがありました。

Antoni Porowski Talks Food, Fashion and Finding Simplicity During Quarantine
Quarantine ⇔「(伝染病予防のための)隔離
なるほど、とても時事的な単語です。

Michael Kors Releases Special Edition Tee to Support COVID-19 Relief
へえ、teeTシャツのことを意味するようです。
日本語でもそういう略し方をしますが、英語でもするんですね!

How Streetwear Brand Mobilize is Encouraging an Indigenous Movement Through Design
Indigenous ⇔〔地域や国の〕原産の、土着の、先住の
先住民族の文化にインスパイアされた、エスニック寄りの洋服のデザインの話題なのでしょうかね。
カナダにも先住民族がいますからね。

Toronto Upcycling Brand Scy By Julius Connects Creativity to Craft
アップサイクルとは聞いたことがありませんでしたが、ググってみると、リサイクルの上位互換の言葉らしいです。
つまり、使用済みの物や再生品を使って、元の製品より付加価値の高い物に作り替えることなんだそうです。
これはあまり聞いたことのない単語ですが、もしかすると今後流行ってくるかもしれない単語ですね。


・・・というわけで、
このように並べてみると、タイトルを見るだけでも英語の勉強になりますね。
セレブの名前だとブランドの名前だの、たぶんあまり覚えられない固有名詞もたくさんありますが、
ファッションの用語だの、時代の移り変わりを表す単語だの、そういうものを収集するにはいいかもしれませんから、もしこの辺りのことに興味があるのであれば、趣味を兼ねながら英語を勉強するのもアリかもしれません。

私は・・・、そこまで深入りしなくていいかな・・・



というわけで、今月はファッション雑誌を見て英語の単語を収集してみました。
「媒体」によって使われる単語の固さ緩さ、煌びやかさなども違ってくるものですから、
たまにはこうやって普段触れないものに触れて勉強してみるのも悪くないかもしれませんね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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