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【ポ語4ヶ月】語学初期のつまらない時期を脱したかもしれない。


今回はブラジルのポルトガル語の独学が4ヵ月目になり、どんな感じになって来たのかを書いていきます。

ちなみに前回の記事は→ こちら【ポ語3ヵ月】
前回の内容は「音に慣れてきて、楽しくなってきた」というところでした。

さて今月は・・・?


1、一番最初に見たかった動画が、やっと見つかる


ポルトガル語は英語やフランス語と比べると学ぶ人口が少ないためか、
初心者向けの動画がなかなか見つからずに苦心していましたが、

「ちょうどこれぐらいのを探してたんだよ!」

という教材動画をやっと見つけることができました。


以前にもご紹介した、Learn Portuguese with PortuguesePod101.comというチャンネルには、いくつもプレイリストがあるのですが、中でも

Learn Portuguese - Learn Portuguese Vocabulary with Pictures

Learn Portuguese with Video and Pictures

という二つのプレイリストから辿ると、習い始めたばかりの人にちょうどいい動画が見つかります。


こんな感じの動画です。


このプレイリスト、現在二周目に突入していますが、きっとこの先もう3周ぐらい見ること間違いなしです。
それぐらい、超初心者の自分にぴったりなレベルの動画です。


で、このような動画を見ていたある日、気付きました。

「あ、最初の一皮むけたわ・・・」

それまではいくら頭に入れようとしても、右から左へ抜けていく感じで、ちっとも何かを得られないままに、それでもなんとか続けてきたのですが、
ある瞬間から、自分の中に少しずつ何かが溜まり始めたことを感じ始めたのです。

この変化は一体何なのでしょうか・・・?


2、語学初期のつまらない時期っていったい何なんだろう?と考えてみる。


私は第二外国語としてフランス語を勉強しており、ポルトガル語は外国語として三つ目なのですが、
どんな言語をやろうとしても、どうしても最初は、いくらやっても、おもしろみを全く感じられない時期があるんですよね・・・。

その時期を脱するのに、フランス語の時は6か月、で、今回は4ヶ月かかりました。

短くなっているから、語学習得そのものが効率的になってきた、と思うと自分的には嬉しいのですが、

それにしても、あの語学初期のつまらない時期、そしてその後のおもしろくなってくる時期というのは、一体何なんでしょう。

あくまで個人的で感覚的な話になりますが、せっかくなので、今現在、ポルトガル語を学ぶときに感じた変化を、を言葉で表してみましょう。


1、一番最初に見聞きした単語が定着してくる 

たとえば「batata(じゃが芋)」とか、それぐらいのレベルの単語です。

「あれ?キミ、もう十回目くらいだよね・・・、さすがに覚えたわ」
という単語がチラホラでてきます。


2、なんとなく音の方角を当てられるようになってくる。

たとえばこの動画、上に紹介したプレイリストからもってきたものですが、

・前半は「画像とボキャブラリー」
・後半は「画像から単語を当てるクイズ」

という構成になっており、後半のクイズはまだまだ当てられないものも多いのですが、

それでも、
冒頭の子音だけ覚えた』とか
母音の感じだけはなんとなく合ってた』とか、

かなり大まかですが、少しだけ音の見当をつけることができるようになりました。

進歩と呼ぶにはかなり微妙な変化ですが、
でも以前の「完全なるツーツー状態」に比べたら、少しは前に進んでいるというものです。
(母音も子音も、全くカスリもしないときもありますがね!



さて、これらの変化を自分で見つめてみたわけですが、こういう言い方もできるのではないでしょうか。

「自分の脳の中に『その語学を入れる専用の箱』のようなものが、小さいながら生まれた感じがする」と。


その『箱』が出来るまでは、脳の中にその言語を収納するということが、なかなかできませんでした。

そして人によっては、そういった『脳の中の収納スペース』を苦労せずにさくっと用意できてしまうこともできるのかもしれません。

私は何か月もかかってしまいましたが・・・。


とにかく、私としては、私にとっては「語学」が「時間さえかければなんとかなる」ものであることが救いです。

それまではとにかく「忍耐」ーーより正確には「がんばらない」「省エネモード」で続けることで、
なんとか詰まらない時期を乗り越えることが大事なのかもしれませんね。


3、まとめ

というわけで、今月は「脳にポルトガル語用の箱ができた」というところでしょうか(進捗というには少し抽象的な表現ですが)。

語学を習い始めたけど、なかなかスムーズにいかずに悩んでいる人にも、
「ああ、この人はこんな感じらしいから、自分もゆっくり時間をかければ大丈夫かも・・・」
など、何らかのお役に立てれば幸いです。

あ、最後にもう一つ、私はこのnoteでは一応「フランス語を第二外国語」「ポルトガル語を第三外国語」ということにしていますが、
noteには書いていないものの、これまで習得に失敗したときの事などを含めて数えれば、語学初期の難しさに直面するのは、かれこれもう四、五回目なのです。

それらの失敗は、今思えば脳に箱を用意できる前に諦めてしまった、ということだったと思います。
逆にいえば、それくらい失敗を重ねれば、脳に箱を用意することは、一応できるようになるかもしれない、ということです。

長くなりましたが、読んでいただいてありがとうございました。

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