一年間海外生活
楽しいこともあったが、アクシデントも。
先の見えない不安に悩んだり、日本が恋しくなったり。
だけれど意を決して臨んだワーホリ。
満一年という期限つきで、途中で帰ることは勿体無い気がした。
ワーホリという経験でわたしが感じたこと。
する前と比べて自分の価値観も考え方も少しだけ変わったように思う。
20代の自分は毎日退屈で、バイトも転々としていたし、のめり込めるものがない自分と周りを比べて辟易していた。
漠然と憧れを持っていた英語。
話せるようになりたいとは思うけれど、自分がそうなる想像はしていなかった。
出会った人の中には英語を話せたり、ワーホリ経験のある勇者もいた。
わたしもそろそろ20代も後半という時に、ひょんなことからワーホリを意識しはじめる。
何でも良いから自分が決めたことをやり遂げてみたかった。
渡航準備をしていたころ、職場の上司に馬鹿にされて決意が揺らいだこともあった。
住み慣れた日本を離れること。ほんとうは嫌だった。
瀬戸際で気持ちがせめぎ合った結果、後悔したくないからフライトチケットを予約。
出発前から前途多難だったなぁ。
でも不思議と決行日が近づくころにはワクワクしていて、これから一年日本を離れて生活し、帰国する頃の自分を想像して、成長していたらいいなぁなんて期待があった。
結果的には英語力が爆発的に伸びることはなかったけれど。
でも、行かなかったら出会わなかっただろう自分がここにいる。
以前から持っていた漠然とした退屈さなんかは感じなくなって、大げさではあるけれど、ほんとうに『息をしているだけで偉い』みたいな、もっとゆったり生きてもいいんじゃないかと考えるようになった。誰に何をいわれても。
実は渡航中、セカンドワーホリを考えたこともあった。お隣の国だったけれど、この機会にそれもいいなって。こうして人は日々考え方も変化する。様々なものと触れ合った結果だ。
コロナで叶わぬ夢となったが、それもまた一興。
いつかまた機会があれば旅行先として訪れたらいい。
世界はまだコロナ禍を受け、完全に収束とまではいかないが、ようやく日本も感染症第五類へ移行しようとしている。
さまざまな制限が解除されれば、行きたかったあの国に旅行できるのがとても今から楽しみだ。
わたしも語学習得をまだ捨てたわけではない。
申し分のないレベルの英会話ができるよう、旅先でもっと楽しめるようになるまで…
人生はまだまだ続く!!
卵🐣2023.3.28
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