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最近気づいた心のクセ

26年間と数ヶ月生きてきた私の人生に影響を与えた出来事はいくつかある。

そのうちの一つ、私を「人生って超楽しい!」なポジティブ人間から、「人生っていろいろ辛くてしんどい」なネガティヴ人間に変えてしまった出来事と、私の心のあり方の変遷を書き留めようと思う。

私がネガティヴになった要因の出来事について、詳しくは別記事で書いてあるのだが、私の心にかなり傷をつけた出来事だったので、書きながら泣き、読み返しては泣き、2年経った今も、なかなかその呪いから解放されず、下書きにいれたままである。


その出来事が起こる前の、24歳までの私は、人生超楽しんでた。ほとんど病んだことなんてなかったし、悩みがあったとしてもウジウジ悩まずに、すぐ結論を出してはスッキリするようなタイプだった。「人生はこんなに楽しいんだ。今後の人生も超楽しんでいこう」というスーパーポジティブ人間で、逆に言うと、しんどい人の気持ちが全く理解できない人間だった。
「こんなに人生楽しいのに、一体何にそんなに病んでるの?」いつもそんなことを思っていた。

そんな24歳の私は、ある人と出会った。

その人と過ごした1年間は、思い出したくもないほどに辛かった。特にその人と離れる直前の数ヶ月は、毎日生きるのがつらかった。人前で泣かないように、自分の心を保つのに精一杯だった。1人になると、訳もなく涙が流れた。毎日考え込んでしまう夜が怖くて、度数の強いお酒を飲んで潰れるように眠った。

その人と離れることができた後、2年経ってやっと、あのときの辛さは手放せるようになった。でも、あの出来事の前後で私の心はまるっきり変わってしまった。

もうあの人に会うことはないし、もうあの辛さは忘れている。毎日友達も彼氏もいて幸せなはずだし、仕事も楽しい。でも完全に、「人生って超楽しい!みんななんでそんな病んでるの?」という、人が病む気持ちさえもわからないほどのポジティブな私は消え去った。


私はいつのまにか、辛いことや悩むことを、自分から探しに行くようになってしまっていたのだ。
「つらい、しんどい」と、いつも胸がどこか詰まっている状態、それが私の心のデフォルトになっていて、心のクセになってしまっていた。

日常の中から、悩みの種を見つけては、悩んで考えて、「あー、人生しんどいな」と病む。人の悩みや辛い話を聞いては、その辛さを自分ごとのように感じてしまって、病む。つらさ、しんどさに、人一倍敏感になってしまったのだ。


この、私の心についてしまったクセを治すために、ポジティブなことをメモに書き残すことにした。正直日記なんて書けるタイプじゃないし、契約したジムもお金だけ払ってなかなか行けていないような、まったく続かない人間だけど、できる範囲で続けてみようと思う。








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