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社会人になってからの勉強は?

Bom dia gente, tudo bem?
前回のnoteでは、ポルトガル語学留学中に受験した語学試験について、また語学留学の総括について紹介しました。いかがでしたか?
今回のnoteからは社会人になってからの勉強について紹介します。

社会人になってもなんで勉強したの?

そもそもまずはこれについて紹介します。
私は海外関連の業務に従事したいという考えを持って、とある日系企業に入社しました。
ですが配属先は国内営業でした。
海外営業に配属された同期は何人もいて、「なんで自分は国内なんだ?」と悔しい気持ちになったのを今でも覚えています。

とは言え、いつまでも悔しがっていても話は進まないので、とにかく配属先での業務理解に努めました。
自分の配属先には偶然にも海外営業部門もあり、時間があるときにこっそり海外営業の資料を眺めていました。中南米とアジアに納入実績が集中している、そんな海外営業部門でした。
資料を見つつ、「この海外営業部門を目指すなら貿易実務と、客先を見る限りスペイン語、中国語、英語か」となんとなく考えていたのを覚えています。

入社から半年ほど経って、1.5ヶ月の工場実習が始まりました。担当商材の製造現場での実習でした。
幸いにも工場の目の前にある寮に住んでいたため工場実習の期間は通勤徒歩10分未満という好条件で、しかも実習の為定時上がりが確約されている期間でした。

普段であれば片道1時間の電車通勤、かつ外回りや急な飲み会もあり帰宅時間が読めない状況でしたので、この1.5ヶ月をうまく活用しようと考えました。

「海外営業は製品輸出をするから最低限でも貿易実務の知識は必要かな」と思い、貿易実務検定C級の参考書を購入しました。
また「中南米相手に営業するとなるとポルトガル語よりスペイン語の方が需要が高そうだ」と考え、スペイン語検定3級の参考書も購入しました。
noteではスペイン語検定3級について紹介します。
貿易実務検定については参考書を読み込み、過去問を何度も解く、という一般的な勉強方法でしたので特に紹介はしません。(ちなみに合格しました)

工場実習が始まったのがお盆休み明けくらいからだったと思います。
少し先行してお盆休み前には参考書を購入し、お盆休み中から貿易実務とスペイン語の勉強を開始しました。
スペイン語検定の試験は10~11月頃だったと思います。若干うろ覚えですが「試験まで3ヶ月あるかないか?」くらいの時期に勉強を開始した記憶があります。

スペイン語検定についてご存知ない方は「そんな短期間で合格できるレベルの試験なの?」と思われるかもしれませんし、ご存じの方でしたら「3ヶ月の準備では無理じゃないの?」と思われるかもしれません。
当時私が受験したスペイン語検定3級はスペイン語の文章を日本語に翻訳し、日本語の文章をスペイン語に翻訳するという筆記試験が1次試験で、それに合格すると約5分間の会話試験が2次試験として用意されております。1次試験の翻訳はそれぞれ4問あったと思います。
ちなみにスペイン語検定3級はどのように紹介されているか「公益財団法人 日本スペイン協会」のサイトで確認してみました。

公益財団法人日本スペイン協会webサイトより(https://casa-esp.com/?page_id=1389)

私が受験した頃と試験内容が変更になっており、現在はマークシート式の試験で1次試験の中に筆記、リスニングがあるそうです。
レベルとしては「スペイン語の授業を300時間以上受講している」、や「スペイン語圏で生活する中で適切な受け答えが可能」なレベルとあり、そのレベルに3ヶ月で挑んだということになりますね。

少し言語学的な話になりますが、ポルトガル語とスペイン語は非常に似ている言語です。なのでスペイン語検定の勉強を開始した段階で、基本的な文法については理解済みという状態でした。
このアドバンテージもあり、特にスペイン語を日本語に翻訳するパートにはあまり苦労しませんでした。
ただ、スペイン語で文章を作る経験は当然なく、まして会話する機会も今までなく、日本にいる中でどうやってスペイン語の発信力をつけるかが課題でした。

今回のnoteいかがでしたか?
海外営業に配属されなかった悔しさをエネルギーにし、隙間時間を活用して2つの試験の合格を目指すことになった経緯を紹介しました。
「悔しい!」とか負の感情ってコントロールが難しいけど、それをうまく推進力に変換できるとすごいパワーを生んでくれますよね。
いつもうまく変換できればいいのですが、そうはいきませんね。

次のnoteではスペイン語検定3級合格にむけた勉強方法などを紹介したいと思います。是非次のnoteもご覧になってくださいね。

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