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ポルトガル語を選んだ理由は?留学は?

Bom dia gente! Tudo bem?
前回のnoteでは、英語を勉強する際に私が意識したことを紹介しました。
今回はタイトルにある通り、どうして私は大学でポルトガル語を勉強しようと思ったのか?そして、ポルトガルに語学留学をしていた頃の勉強方法について紹介します。

本題に入る前に、前回のnoteはいかがでしたか?
「聞いたこともない勉強方法だった!」とか「非常に効率的で短期間で語学力upできそう!」というような感想はお持ちにならなかったと思います。
多くの人が思いつくような、当然と言えば当然のことを高校3年間継続しただけ、とまとめてしまうこともできちゃう内容でもありましたね。
この「継続」って結局何をするにも重要なポイントですが、なかなか継続って難しいですよね。
それはきっと、継続するために「意識的に」動かないといけない状態になっているからで、如何に無意識的に、ストレスなく継続できるかが大切だと思います。

そういう意味で、生活の中に取り入れやすく、無意識的にできて、且つ何か特別な勉強道具も必要としない私の勉強方法は継続しやすいものだと思います。
全て取り入れなくても、一部でもいいので試しに取り入れてみてください。

では、本題に入ります。

どうしてポルトガル語?

いよいよ受験が迫ってきた3年生の秋。まだ何語専攻を受験するかまで深く考えていませんでした。
大学で外国語を勉強したい、留学するなら欧州がいいな、そのくらいでした。
ある日、担任の先生から「そろそろ受験する言語も決めておかないとね」と言われ、ようやうく考え始めました。
とは言え、言語ごとの特性なんて全く分からず、高校3年間は勉強しかしてこなかったので何か海外に通じる趣味がある訳もなく、とりあえず欧州に行きたいからドイツ語、フランス語、スペイン語などを思い浮かべていました。
この頃は、ポルトガル語の「ポ」の字も頭になかったです。

ある日、普段のように頭の中で「今日の晩御飯は何かな?」と英語で言えるかなぁと考えつつ家に帰る途中、ふと
「今まで自分は海外の人と接したことって本当にないっけ?」
と思いました。

よくよく考えてみると、1度ありました。

まだ小学生の頃、いつも近所の友達とサッカーや鬼ごっこをしていた頃の話です。
当時、マンションに住んでいて、隣の棟にブラジル国籍の家族が引っ越してきました。両親と男2人兄弟の4人家族だったと思います。

少しして、いつものように友達とサッカーをしていると、その兄弟が近くに来たので思い切って誘ってみました。
もちろん言葉は通じませんが、サッカーをしたり鬼ごっこをしたりと何度か一緒に遊んだのを覚えています。

その当時の記憶が蘇り、初めて接した海外の人はブラジル国籍だったと判明し、ブラジルはポルトガル語が母国語だと調べ、これも何かの縁だと思いポルトガル語を専攻することに決めました。
これが「どうしてポルトガル語?」の答えです。

実際に大学でポルトガル語を勉強し始め、「留学してもっと知識を深めたい」や「将来仕事で使えるレベルにしたい」と考えるようになり、ポルトガルへ語学留学をすることにしました。

大学3年生の前期を終え、いよいよポルトガルへ。
今まで海外旅行をしたことがなかったので、初の海外でした。

留学中はどんな意識で、どんな勉強をしていた?

生活立ち上げが終わり、現地での授業もスタートした10月半ば。
まずは語学力(特にリスニング)を高めないことには、授業の理解も進まない部分がありました。
普通の語学留学だと、おそらく文法や会話、リスニングの授業がメインなのかと思いますが、コインブラ大学ではそれ以外に歴史や美術の授業もあり、予習・復習をしないことには授業についていくのも難しいレベルでした。

ここでもまずは英語の時と同じく、
とにかくポルトガル語に触れる時間を長くして、自分の気持ち・考えをポルトガル語で表してみることにしました。

休日はとにかく外に出て、できるだけ現地の人とコミュニケーションをとるように心がけていました。
カフェに1人で行き毎回違うオーダーをしてみたり、雑誌を読んでみたり、CDを買って現地の流行りの音楽を聴いてみたり…。
日本での生活と同じことを極力ポルトガルでもできるように心がけていました。

2ヶ月が経ち、12月にはポルトガル語を聞く耳が出来上がった印象でした。
スピーキングについてはもう少しかな?という状況でした。
さてどうやってスピーキング能力を高めようか?と考えていた時、素晴らしい機会に巡り合いました。

運がいいことにコインブラ大学では日本語コースがあり、日本に興味を持っているポルトガルの学生が一定数おり、そのコースの先生が夕食会を開催してくださりました。
語学力もですが、ポルトガルの学生はどんな考えを持っているんだろう?という興味もあり、積極的に夕食会に参加した学生に話しかけていきました。

その夕食会のおかげで、日本人コミュニティー、留学生コミュニティーに続く3つ目のコミュニティーを確立できたと思います。
純粋に彼らとの会話が楽しく、毎日授業後に大学のすぐ側のカフェに集合しました。私が授業でわからなかった文法などを教えてもらったり、彼らがわからない日本語の宿題を一緒に考えてみたり、大学の学校祭やポルトガルならではのイベントについて紹介してもらったり。毎日楽しい時間を過ごしました。

3月頃には、日常生活であればスッとポルトガル語でやりとりできるようになっていました。私の場合、耳ができてから2~3ヶ月かかりました。
留学生活も後半に入り、「将来仕事でポルトガル語を使いたい」という気持ちを強く持つようになり、語学試験について調べてみました。

少し長くなってしまったので、語学試験については次のnoteで紹介します。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
ポルトガル語を選んだ理由、そして留学中の生活について、いかがでしたか?
次のnoteでは語学試験について紹介し、留学終了までを紹介したいと思います。

是非、次のnoteもご覧になってくださいね。


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