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ありのままで、書く、考える—私がnoteをはじめた理由①

実はnoteをやってみようかなと思いはじめてから数週間、
誰かのnoteを読んだり、ブログの書き方についてのブログを読むばかりで
全然書き始められずにいました。

そして読めば読むほど、調べれば調べるほど、やってみようかな!という勢いに似た好奇心が徐々にしぼんでいくような感覚がありました。

なぜかって、文章が上手い人や、有用な知識や経験を発信している人はすでに星の数ほどいて、情報収拾すればするほど、私がわざわざ何かを発信する意味あるのかな?と考えずにはいられなかったからです。

かといって「やーめた!」とも思えず、とにかく1記事目を書いて投稿したのですが、この先書いていくにあたって、なんで書くのか?なんで発信するのか?という軸がないと続けられないのではないかなと思っています。

ということで今回は、noteを書いていくにあたっての自分なりの意味・理由を掘り下げてみました。

大きく分けると
1)アウトプットすることで自分のスキルを磨くこと
2)情報を必要とする人に貢献すること
3)成長途上の自分を認め、体現していくこと
にまとめられそうです。

伝える力を磨きたい

言うまでもなく、アウトプットすることには様々なメリットがあります。
その一つは文章力を磨けること。

素敵な文章を書くな、とか、この人の話わかりやすいな、と感じる人は
インプットしたことを書く・話すという作業を日常的にやっている方が多いように感じます。文章であれ口頭であれ伝えるのが上手い人は、日々物事を考え、すでにある知識と結びつけ、言葉を選んで発信するという時間のかかる作業を地道に積み重ねているんですよね。

逆に、どんなに有益な情報や人を惹きつける何かを持っていても、表現できなければその価値は半減してしまう。そして、こればかりは一朝一夕には身につけられるものではありません。

人に教えると言う仕事を志す以上、知識や経験を自分の言葉で伝えるというのは必要不可欠なスキル。なのに、普段なんとなく言葉を発して会話したりしていても、意外とまとまった文章を書いたり話したりする機会がないので、自分の言語化能力の基礎を積み上げていくという点で、定期的に文章を書こうと思った次第です。(ターム中はいやというほどペーパーを書くのに、このたった2記事を書くのにも、実はとても苦労しています...!書いていくにしたがって書くことへのハードルが下がっていくといいな。)

書くこと=思考のプロセス

また、アウトプットのメリットとして知識が定着することもあります。
誰かに伝えられるくらい理解して初めて知識は定着する。

例えば、この先書いていきたいことの一つ、語学学習に関して。
この夏休みに読んだ教科書では、第二言語習得に関する理論やモデルを学んだのですが、「じゃあ〇〇理論てどう役に立つの?」と聞かれたら、さっと答えられるかというと、言葉に困ってしまう自分がいます。「わかる」と「できる」は違う、と言われるように、知識は知識のままでは使えません。

なので、このnoteを通して、学んだことをもう一度理解し、噛みくだき、理論なんて知らないけど興味あるという人が、読んでいて大まかにそういうことね、と思える説明を目指すことで、知識の整理と定着を図りたいと思ってます。

ここに書いた言語習得については一例ですが、アメリカの文化のことや目標に向かうためのマインドセット、忘れたくない旅、その他日々私の心にひっかかった何かを、定期的に整理し、考え、その時点での自分なりの考察に結びつけるためのプロセスとして、書くことを生活の一部にしていきたいです。

たった一人かもしれないけど、
この情報が役に立つ人がいるかもしれない

上に書いたのはすべて、書くことによって私自身が得られるメリットであり、noteを始めようと思った最初の理由でした。そしてここからは、どちらかというと「結果的にそうなったらいいな」という理由なのですが、その一つは、私の経験がもしかしたら誰かの参考になるかもしれないということです。

私が大学院に出願するにあたって大変だったことの一つが、情報が思ったより少ないということでした。

インターネットを開けば情報なんていくらでもあると思っていたのに、日本語で書かれた大学院の情報、特に文系大学院に関しては意外とない。数少ない検索結果の多くが、留学エージェントによる一般的で抽象的な留学情報。そんな中で留学経験者のブログは、「ぶっちゃけこう」的な内容が多くて参考になったのですが、数は決して多くないので、学部留学でなく大学院、国はアメリカ、自分の学びたい分野...と絞り込もうとすると何もヒットせず。

加えて私は「留学」ではなく、駐在生活の中で出願するというケースだったため、前例と呼べるような例を見つけられず、情報共有はおろか、大学院にいきたいと思ってるんだけど...という話をできる人がほぼおらず、とにかく心細い出願準備でした。

私の大学院生活の情報がピンポイントで参考になるという方は少ないと思うのですが、情報の少なさに苦労した分、少しでも私の経験で役に立つことがあればシェアしたいなと思ったのがこの理由です。


また、英語教授法に関しての情報という点でもギャップを埋められるかもしれないと考えています。勉強する中で「このコンセプト複雑でわかりづらいからまずは日本語で概要を理解してから読もう」なんて時に、意外と日本語で解説されているページがみつからず、教科書には太字なのに日本語Wikipediaに数行のみ(!)、なんてことがよくあるからです。

大学院レベルでは英語で読んで英語で理解するのが当たり前といってしまえばその通りで、実際日本の大学院でも英語の教科書を使って苦労しながら勉強しているとは思うのですが、日本語でさっと参照できる説明があったら、ただでさえ忙しい院生の時短になるし、その分考察や実践にもっと時間が使えるかもしれない。大学院の勉強目的は、あくまでその内容を理解し応用することであって、英語を勉強することではないので日本語を使える部分は使ってもいいのかな、と。

どこまで専門的に、そして正確にできるかわかりませんが、私の学習記録が、同じ分野を学ぶ誰かの役に立ったらいいなという理由です。

そして最後に、ちょっと大げさな、でも真面目な理由。
長くなったので次に続きます!



#私がnoteをはじめた理由 #アメリカ大学院 #大学院留学 #駐在妻の挑戦

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