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偶然、必然、必要なリマインダー

夕食後、夫と何の話からだったか、それぞれの家族の話になった。次に日本に帰ったら会いたい家族親族の一人一人を思い浮かべる。いつでも会えるわけではないし、特に高齢になる祖父母のことはやはり心配だ。それぞれに大変なこともあるだろうけれど、とにかくただ元気でいてくれたらいいなと改めて願う。

そんな今日、ちょこちょこ見進めているアメリカのドラマがあるのだが、ちょうど今日見ていたエピソードのタイトルは「ファミリー・ツリー」だった。それぞれの家族が家族としてスタートしていく。次の代へと受け継がれる目に見えたり見えなかったりするもの。そしてそれが時と共に大きな「家族」として広がっていく。


そして、そんな私が今読んでいる本、ちょうど昨日読み終わったのは、「遺伝」について。遺伝という生命の仕組みがどのように働き、何を可能にしてくれているかについてである。

そう。不思議と、少しずつ何かが繋がっている。


単なる偶然、かもしれない。その方が説明がつくように思えることもある。言葉にすると途端に胡散臭くなってしまうから、ここに書くのも一瞬躊躇するのだけど、こういうリンクする出来事たちは、全て今の私に必要な記憶や感情、感覚をリマインドしてくれる知らせ。そんな風に思っている。

離れていても私を取り囲む家族・義理の家族、その人たちとの思い出、どれが欠けてもダメだったつながり。そのファミリー・ツリーの中に私がいるということ。去年でも来月でもなく、今私がリマインドされているのも意味があるのだと思っているし、言葉で表しきれない何とも言えない自分の中での納得感がある。


だから大事に受け取って、感謝して、今の私にできることをやっていくの。

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