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不採用という経験を学習の一部とするための発想と行動

 ある日のジョブ・カード作成支援のご相談で、実際の求人から応募先を絞り込んで、ハローワークの窓口に紹介状発行を申し出ました。翌日が締め切りの求人でしたので応募書類を持参することになりました。特に就職活動において一年で2月は最も大切なタイミングです。
 2月募集・書類選考、3月面接・採用決定・制服等準備、4月入社。今年は4月3日(月)が最初の出社。多くの会社や組織は、一年の始まりが4月で、これに合わせ新年度の新しい組織・予算が編成されますのでそれに合わせた採用活動がこのタイミングで行われるわけです。

 標題ですが、Harvard Business Reviewに掲載されていた刺激的な論文タイトルです。内容は、「落ち込んでいるだけではなく学びの場にしなさいということ」。この時期にふさわしいと思います。この時期に、一社の不合格で落ち込んでいる暇はありません。私の職業紹介経験から考えても、応募採用合格率100%の人は少ないのです。多くの人が一社や二社は不採用になっているのだというくらいの気持ちで正解です。反省、評価、改善の検討は必要ですが、頭の切り替えも必要です。場合によってはこだわりを捨てて次に進むことも必要です。

 そして、新たに応募する企業や組織、職務内容をよく理解して、自分の職業能力を、その職種でどのように活用するつもりかを明確にすること。➡(これって「志望理由」ですね。)つまり、職業能力をアピールするのではなく、その能力を応募先の職種でどう生かしていこうと考えているのかが大切なことです。
 応募書類を臨機応変に工夫するには、ジョブ・カード作成をしておくと便利ですね。

以上

⊳ ~切り替えて次に進むために~
その他いかんともしがたい不採用の理由。
1,あなたより「さらに優れたさらに好ましい」応募者がいた。(世の中自分より優れている人はたくさんいるものである)
2,あなたより「さらに好ましい」応募者がいた。(優れているわけではないが)
3,あなたの価値観と会わない応募先。
会社や組織にはそれぞれ独自の文化があります。例えばあなたが全て自分で物事を決めることによってこれまで成功してきたとしても、応募先ではすべての意思決定をコンセンサスで行うものとしている場合などです。
4,中高年齢者の場合は、自分は、新たな環境の変化に対応できるという自信を持っていても採用側が判断し、勝手に合う合わないを決めてしまうことも。

≪参考資料≫
不採用という経験を学習の一部とするための発想と行動by マーヤ・ライナーズ 翻訳:池村千秋:ダイヤモンド「Harvard Business Review」2023/01/04
Harvard Business Reviewとは、1922年、ハーバード大学の経営大学院「ハーバード・ビジネス・スクール」の教育理念に基づき創刊された、マネジメント誌。


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