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“ライフプラン、キャリアプラン、ファイナンシャルプラン考”

キャリアプランは、その人の人生の価値観、取り巻く環境が大きく影響すると感じています。

1、人生どのように生きていきたいのか。(Life Plan:LP)

「地球上に生まれた自分がどうありたいか。(ビーイング)」にあり、自分の命の使い方にかかわることです。私はどう生きていこうとするのか、どう生きていきたいのかということです。ジョブ・カードの項目的には、「価値観・・・」、「将来取り組みたい仕事や働き方、仕事で達成したいこと」の欄に反映されるのではないでしょうか。
 これが自分の環境の現実を考えると、あっけらかんとは言えないものです。

 2、キャリアプラン(Career Plan :CP)

 どうしてこのようなキャリアプランを作ったのか、その理由がライフプランにあると考えると、わかりやすく説明できます。キャリアプランは、その人の能力開発の方向性を差し示すことになります。通過ポイント・チェックポイントにもなります。例えば職業訓練等で資格取得しても、その後は人それぞれライフプラン(LP)やファイナンシャルプラン(FP)によって能力開発の方向性が左右され異なってきます。つまり能力開発の選択肢(オルタナティブ)ができることになり、これからのキャリアや能力開発の選択肢の選択がおのずと変わってきます。住んでいる地域、ご家族の事情、お金の都合で、今は高等教育を受けることのできない人もたくさんいらっしゃいます。

 3、金銭的な裏付け(Finance Plan:FP)

 「ライフプラン(LP)がベースにあり、その実現手段としてキャリアプラン(CP)があり、その支えのファイナンシャルプラン(FP)がある。」と考えています。
 手短には「いくらぐらいの収入があれば生活できるか。」離職時にはまずはこのことが大切になります。今までのお金の使い方を見直すことも必要です。生活を変える必要があるかもしれません。また教育資金、住宅資金、老後資金という人生の3大資金、未婚の方なら結婚資金、新生活への必要資金等々。介護資金を考える必要のある方もいらっしゃいます。
 銀行預金だと金利ゼロに等しい時代。少額投資非課税制度(NISA)やイデコ(個人型確定拠出年金=iDeCo)、これらは投資対象ではなく、税金の優遇がある資産形成の仕組みです。
 少額投資を始めるときにどうしたらいいか。
 私たちキャリアコンサルタントにとって、ファイナンシャルプランは、本当に信頼できる専門家にリファーすることが必要になってきます。

 お時間の許す範囲で、お悩みなどお聞かせいただければと思っています。

 

・・・04/09/12・・・