見出し画像

弟と野球の話

まさかの弟が甲子園に出場。

春の選抜で応援に行った時とは違う。やっぱり夏の選抜高校野球は格別だ。

本人はもっともっとその気持ちだろう。


フィールドで彼を見て、普段通り落ち着いていると思うくらいにはもうあの頃とは違う。

私たち姉弟は離れてしまったんだ。

特段仲がいい姉弟ではなかったけど、それなりに仲良くしていた。

長女としては弟に劣等感を感じたことも無かった。

ただ両親はいつも弟につきっきりで、私は1人の時間が多かった。

自分では感じていないけれど、孤独感や劣等感に触れていたのかもしれない。

でも

私は弟にとても感謝している。


今教育系の勉強をしているのも、弟や、野球のおかげ。


地域の野球チームに所属していた弟と両親の付き添いで私もよく練習を見に行っていた。

チームメンバーの妹弟の面倒を見ていた時
(ただ遊んでいただけだが…)

「ゆきちゃん幼稚園や小学校の先生みたいだね」

と言われたことが、今の私を形成している。


ありがとう。我が弟よ、我が家族よ、
そして、野球よ。



今日が家族みんなの人生の思い出になる。

いや、思い出じゃない。
ここから始まるんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?