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SUPフィッシングを始めてみよう。

今話題になってきているSUPフィッシングですが、意外と簡単に始められますので、SUPフィッシングの道具などを参考してもらえればと思います。
ここでは海釣りをベースに紹介したいと思います。

SUPフィッシングに必要な道具

  • SUP
    サイズは好きなものでOKです。道具を固定できるリングがついているものをお勧めします。

  • ライフジャケット
    救命用に必要ですが、風で体力が消耗することを抑えるためにも着用をお願いします。

  • 釣り竿、リール

  • 仕掛け、餌またはルアー、はさみなど(釣りをするための道具)

  • クーラーボックス
    釣る魚のサイズにもよりますが、小物であれば20Lクラスの物。大物狙いであれば35Lクラスの物がお勧めです。
    クーラーはホームセンターなどで手に入るゴムバンドなどで固定すると便利です。

  • アンカー
    少しの風でも流されやすいので、海では使用することをお勧めします。
    紐の長さは水深にもよりますが10~20mくらいが良いと思います。

  • 飲み物
    日光と風で水分が失われやすいので必ず持参してください。

  • 携帯電話
    緊急時に118番へ連絡する際に使用します。
    防水ケースなどに入れて、リーシュをつなぐまたは、フロートをつけておきましょう。

あると便利なもの

・パドルリーシュ
流されてしまわないようにパドルをボードにつないでおきます。
・ロッドリーシュ
水没すると残念な結果になるのでつないでおきます。
・防水バッグ
携帯電話、簡単な食糧、タオル、車のカギ、日焼け止めなどを入れておくのに便利です。
・フラッグ(旗)
船の往来がある場所や、釣り船がいる場所ではフラッグなどを使用して自身がいる場所をアピールした方が良いです。
・日焼け止め
SUPフィッシングは水面からの照り返しや、日陰が無い状態になってしまうので、通常よりも日焼けしやすい状況になります。日焼け対策を十分にすることをお勧めします。
・ロッドホルダー
釣り竿を一時的に置いたり、置き竿で魚を釣ったりする場合に使用します。


SUPを準備しよう。

早速SUPを準備して、海に出る準備をします。
エアー圧をボードのMAX値まで入れてしまった場合、日中にはそれ以上になってしまいます。 ALMOND 10'6"の場合10PSI程度でも浮力は十分あります。70%~80%割程度の圧力に設定しましょう。

道具やSUPを水辺付近まで運び、クーラーや、パドルリーシュなどを取り付けていきます。

自分の立つ位置、座る位置はボードのセンター(ハンドル付近)になります。クーラーや位置を確認して固定しましょう。
クーラーはSUPがひっくりかえっても外れない程度に固定すると良いと思いますが、固定具部分を破損しない強さでほどほどに。

釣竿や糸、仕掛けのセットは事前に済ませておきましょう。 水上でのセットは水没リスクが高く、糸くずなどが風で飛んでしまい環境にもよくないこともあります。

すべての道具を積むと、20kgを超えてしまうような重さにもなってしまうので、水辺の付近で取付をした方が楽に出航できます。くれぐれも取付時にSUPを沖に流さないように。

忘れ物が無いかをチェックしいよいよ出航です。

さあ、出航です。

フィンの2倍程度の水深になってからSUPに乗りましょう。
浅い場合は、地面に着いてしまい、フィンを破損してしまいます。多く荷物を積んでいるので、通常よりも少し沈んでいることをお忘れなく。

釣りをしたいポイントまで移動します。
重心が高いほど転覆のリスクが高くなります。釣りが目的なので無理に立たず、座ったままで漕いでもOKです。

SUPフィッシングは水面に近いので、船から見えにくいことが多いそうです。船の往来がよくある、港の入り口や、航路を避けてポイントを決めます。

釣りをするポイントから風上に少し進んだところでアンカー紐に巻き込まれないようにゆっくりアンカーを下ろして、さあ釣り開始です。

気温の変化に注意

朝早くから始めていると昼頃の気温はみるみるうちに上がっていきます。
インフレータブルSUPの場合はエアー圧に注意して下さい。
また、熱中症や日焼けに注意して楽しみましょう。

針や背びれに注意

インフレータブルSUPの場合、針や背びれでのパンクのリスクがあります。
魚の背びれは予想以上に鋭利です。リスクを少なくするためにもEVAパッド(滑り止め)のある部分で魚を外したりをお勧めします。

暗くなる前に片付け

SUPフィッシングの片付けは意外とかかります。
夕方の釣れる時間を満喫したいのもありますが、暗くなってしまう前に片付けをお勧めします。 特に、ボードは魚のぬめりや餌汚れなどがつきやすいので、ボードを上げる前に海水でよく洗い流してから引き揚げると良いです。
ボードは劣化をできるだけ抑えるために、真水で良く流すようにして持ち帰り、乾燥をしてから、バッグに収納してください。
パドルも海水では錆などが発生します。真水で中まで良く流し、乾燥させてからしまうようにしてください。


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