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理不尽な大家さんにはなりたくない 25

こんにちは。在米20数年の大家のママンです。
アメリカで不動産投資をしながら、物件管理の記録をメモしています。


アメリカで賃貸物件に住んでいるとよくあることですが、或る日突然大家さんが変わることがあります。
前の大家さんと賃貸契約を交わしている場合は、その契約ごと新しい大家さんが引き継ぐことになります。ということは契約内容も家賃もそのまま引き継がれているはずです。

ですが、新しい大家さんが契約内容も家賃も突然変えてくることがあります。うそでしょ、そんなこと契約違反ですよね。
理不尽な人がいるように、理不尽な大家さんも残念ながらいます。

新しい大家さんになった人から、或る日突然、来月から家賃はこれくらい上がります、という知らせが届くことがあります。契約違反です。
そして、新しい家賃が払えないなら出ていって下さい、という大家さんもいます。ひどいなあと思います。契約の意味ってなんだろうと、そういう話を聞くたびに考えさせられます。フェアじゃないことはたくさんありますよね。そして力とお金のある方が大体勝ちます。裁判に行っても良い弁護士を雇うことができる方が勝ちます。正しい方が勝つわけではないのは、残念です。

理不尽な理由で追い出されたくなければ、自分の家を持っておかないといけないなあと強く思いました。人に借りた家に住んでいると常に追い出されるという恐怖で生きていかなければならない。とてもメンタルが強くなくないとやっていけません。住む家を急に失う恐怖。

自分の住む家を確保して、さらに大家さんとしてたくさんのテナントを抱えるようになった今でも、心にいつも忘れずに浮かんでいる心情があります。

ママンは理不尽な大家さんにはなりたくないということです。

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