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24/3期通期決算発表!

こんにちは。ランディックスIR担当の松村です。
24/3期は売上・利益ともに、いま一歩という着地となりましたが、来期は売上・利益ともに過去最高を予想しております。
がんばっていきたいと思います!

・・・・・この記事はここから5分程度で読めます・・・・・

決算サマリ

今回の決算のポイントは3つです。
① 24/3期4Qは売上高・利益ともに過去最高となるも通期では減益
② 25/3期の業績予想は売上高・利益ともに過去最高かつ増配の予想
③ 25/3期は富裕層顧客を軸+リンネ社M&Aによるシナジー創出で業績回復

業績着地

売上高  :170.4億円(yoy +13.5%)
経常利益 :11.85億円(yoy ▲26.1%)
当期純利益: 7.9億円(yoy ▲24.8%)→EPS:  279.22円
純資産  :  71.4億円(yoy +9.2%)  →BPS:2,522.86円
(自己資本比率46.8%)
ROE:11.5%

決算サマリ

経営指標

当社では、在庫回転期間のスピードが、安定感としても収益力上もビジネスモデルとしての強みになっています。
24/3期に関しては不動産価格の上昇、建築コスト上昇などで住宅用不動産購入について、購入者の客足が重たくなったことで、在庫回転期間は鈍化という結果となり、それにともなって販売労力がかさみ、利益水準を従来の10%水準より割り込んでしまう結果となりました。

一方で、4Q実績は売上・利益ともに過去最高の数字となりました。
これは、従来住宅用不動産の販売が下期に偏重する傾向があることと、4Qに高利益型の収益用不動産の販売が複数件あったことによるものです。

四半期売上高・営業利益の推移
収益用不動産の拡大

収益用不動産については、当社で住宅を買っていただいたお客様のリピート取引として事業間のシナジーが強い商品ですが、今後も売上高の30%を上限に、仕入・販売を行っていきます。

来期(25/3期)の見通し

業績予想

売上高 :200億円(前期比+17.4%)
営業利益:17.51億円(前期比+36.7%)
経常利益:16.3億円(前期比+37.5%)

24/3期は売上高200億円の目標を達成できませんでした。
3か年中期計画で開示していた300億円の売上達成からは修正する形となりますが、もう一度この200億円に照準をセットして突破していきたいと思います(達成への打ち手は後述)。

25/3期の業績予想
売上高推移

配当予想

25/3期も増配します。
今回「下限増配+2円」としています。
確実に2円増配していき、かつ業績によっては更なる増配を目指していきたいと思っています。
配当性向などによる決め方をしておりませんが、確実に継続的に増配をしていくことを配当方針としています。

配当額の推移

成長への打ち手

①積極採用と若手人材登用

新卒採用の積極的採用を継続(中途の即戦力採用も並行)
 →25/3期の新卒入社実績は13名(24/3期:12名、23/3期:12名)

若手社員が早期に立ち上がる体制を構築→営業組織拡大へ
 →営業管理職のうち85%が内部登用人材

引き続き、組織拡大による売上・利益の増加を実行していきます。

②人的資本強化

25/3期の給与ベースアップ平均額は全社平均で昨年対比13.4%
→社内のモチベーション向上と定着率の向上によって営業効率を高めていきます。

③収益用不動産事業の強化

期首在庫として確保済の約49億円分の収益用不動産を予定通り販売を行うことで、業績予想を達成できると考えております。

確定在庫額の推移

④営業活動の効率化

自社メディア強化による営業の向上→集客の絶対数の向上と集客コスト減
→2024年4月に完全子会社化したリンネ社のITのノウハウ活用

富裕層顧客の多い東京城南エリアにおける取引を強化
→富裕層顧客とのコンタクト機会を増加させ、同一顧客との複数回取引を促進することで営業効率を向上させ利益水準を安定させる

リンネ株式会社のM&A

2024年4月(つい最近です!)にはリンネ株式会社を完全子会社化致しました。
リンネ社は東京を中心にマンションを扱っている会社です。
ランディックスでは創業以来、戸建不動産の仲介を行っており、リンネ社の子会社化をきっかけに、グループとしては新たにマンション領域の物件取り扱いも行っていきます。

リンネ社は、売買仲介を収益の柱としていますが、独自のIT技術により物件広告→集客→追客まで一気通貫した管理システムを構築しており、不動産事業者としては独特な事業運営を行っています。
当社でも上場以降、自社メディアの開発、集客の効率化に力を入れていますが、リンネ社のIT技術を取り入れ、ノウハウを共有することで営業効率を向上させていくことを狙っています。

▶リリースはコチラのとおり↓↓

完全子会社化した「リンネ」の事業

最後に…

24/3期は全体的に厳しい一年となりました。
建築費、人件費の高騰、近年の不動産価格の継続的な上昇等、25/3期もこの継続は継続すると想定しています。
繰り返しとなりますが、人材採用、若手育成、すでに仕入済の収益用不動産の販売を予定通り着地させていくことで、利益水準を向上させ、業績予想を達成していきます。

ちなみに・・・
今年も株主優待がございます!
株主の皆様、是非、株主優待の商品をお楽しみください^^




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