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株主総会決議事項:定款変更について

こんにちは。
IR責任者・執行役員の松村です。

今月6/29(木)に当社、株主総会となります。
6/7(水)に招集通知をWeb開示&発送しております。

今回の株主総会の決議事項に「定款一部変更の件」があります。

こちら、お気づき方々多数いらっしゃるようで、招集通知しっかりご覧いただき嬉しい限りです。(Twitterでもちらほらコメントあるのを拝見しております)
金融機関の方、株主の方から「何か始まるんですか!?」という質問もちらほら頂きますが、そのあたり今回書かせて頂こうかと思います。

・・・以下、この記事は3分で読めます・・・

定款変更の意図

まず、気づいた方々の多くがお察しの通り
「これから事業範囲を広げていこう」という意図があります。
とはいっても、今回変更した定款内容全てが直近必要(取り組むか?)と言われると、そうではありません。

定款設定の軸としては
① 実態に即しているべき
② 行政の事業許可取得のために定款記載が必要か
③  既存事業とのシナジーが期待でき、検討案ベースでは話がある

として検討しました。
事業会社の新規事業着手の方法として、内部生成、M&A(資本提携)、協業などありますが、制度開示に抵触するもの、またはステークホルダーの皆様に開示すべきと判断した場合はすぐに開示していきますので、引き続きウォッチしていただけると嬉しく思います。

ちなみに、6月末にグロース企業に開示義務がある
「事業計画及び成長可能性に関する事項」という資料の開示をします。
現段階で当社の中期経営計画に大きな変更はありませんので、進捗報告および取り組みについてはこの成長可能性資料に込みという理解でご覧頂ければと思っております。

いくつか新スライド追加する予定ですので、是非ご覧ください。

【事業計画及び成長可能性に関する事項についての趣旨と開示規則】
■グロース市場の上場会社は、投資者に合理的な投資判断を促す観点から、「事業計画及び成長可能性に関する事項」を継続的に開示することが求められます。
■グロース市場では、現行制度において、マザーズの上場会社に適用されている「投資に関する説明会の開催義務」、JASDAQグロースの上場会社に適用されている「中期経営計画の策定義務」は廃止し、「事業計画及び成長可能性に関する事項」の開示に一本化いたします。
■原則として選択期間開始(2021年9月1日)以前に終了する事業年度の状況を反映可能なタイミング(事業年度経過後3か月以内)でドラフトをご提出いただくことを想定しています

東京証券取引所:「グロース市場における事業計画及び成長可能性に関する事項」資料より
(出典:https://www.jpx.co.jp/equities/improvements/market-structure/nlsgeu000003pd3t-att/nlsgeu000005b3jc.pdf)

変更内容について

具体的な定款変更内容は下記のとおりです。

第2号議案:定款一部変更の件

具体的な変更項目について現段階でできる具体的なIRはありませんが、当社では富裕層をターゲット(主に東京の城南エリアで1~2億円の住宅を購入する方々)にしており、その顧客層にニーズのあるサービス展開、およびキャッシュポイントとしては中期的な目線ではやはり不動産ビジネスを主軸にしていくという事業方針です。

株主総会よろしくお願い致します

当社、総会まわりは、主に信託銀行さんと印刷会社さんにサポート頂いておりますが(多くの企業がそうかとは思いますが)、株主数、企業規模のわりに来場者が多く、質問を聞いているとファン株主が多いと言って頂いております。
私自身が他社の株主総会にたくさん出たことがあるわけではないので
「そうなんですか??」という反応になってしまっていますが(笑)

当社、株主数は1300~1400名様程度で推移しておりますが、毎回15~20名程度の株主様にご来場いただいております。
前回の株主総会では、多数の質問を頂き、代表との対話で開場時間みっちりQAをさせて頂きました。

今回の当社株の基準日(2023/3/31)をスタートとして株主優待を導入しており、株主様が300~700株に収斂した影響で、やや株主様の数自体は減っておりますが、是非お時間のある方、ご来場お待ちしております。

今回の記事は以上となります。

暑い日が続きますが、皆様ご自愛ください!

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