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【フラメンコ公演レポート】〜ロシオ・モリーナ〜 (2023年12月9日)


昔から日本でフラメンコが見られる場所といえば

新宿のEL FLAMENCOが

その代表格でした


東日本大震災の影響で惜しまれつつ閉店し


その後を引き継いだガルロチというお店も

コロナの影響で閉店したのだけど


地中海レストランとしてお店は存続し


常設ではないけれど

不定期でスペインからアーティストを招聘して

素晴らしいフラメンコのステージを

日本に届けてくれています


そんなガルロチさんにいま来日しているのが

ロシオ・モリーナグループ
(12/10まで)


ロシオは一度

日本のどこかのホールで見たことがある


スペインのフラメンコ界でも

とりわけその前衛的なアートで知られる彼女が

日本のタブラオに来る


私はどちらかというと

正統派?どフラメンコが好きなこともあるし

最近はスペインでフラメンコ見るしってことで


なかなか日本の公演に足を運ぶことはなかったけれど

何せロシオのギタリスタさんが

師匠ファルキートでよく弾くギターさんで


夏にマドリッドに行った時

師匠と息子モレノの公演の終わった後で

「日本来るんでしょ〜」

と一度話をしていたし



ロシオのタブラオってどんな感じになるんだろう

っていう思いもあったし


っていうことで

重い腰を上げて行ってみました



結論

やっぱり独特の感性の持ち主であることを

再認識しました


そもそも普通にヌメロを踊ると

ずば抜けて上手くて


しかし彼女は

きっとその枠を飛び越えたかったんだろうな

前見た時もそう思ったけど

今日改めて認識したかな


トリッキーな動きもあり

音の出し方も独特なものがあり


これが彼女の芸術



そしてそれには

やっぱり臨機応変なギタリスタYeraiくんが

ピッタリなんだなって思った


今回来日している4人の中で

3人が師匠に縁ある人であるため

ロシオ以外は非常に耳慣れた音


一見相反する様だけど

それぞれの持ち味を活かして

ステージ上でうまく融合させていた


あまり表情がつく印象がなかったロシオだったけど

最後のアレグリアスが

ものすごい笑顔でとても楽しそうで

なんかちょっとだけうるっときた

Pepe•Rocio•Yerai•Oruco


久しぶりにスペインのフラメンコ見たな〜

うん、やっぱりいいよなぁ

早く思いっきり踊りたいなぁ🙂


実はコロナが始まったと同時くらいに

私はバセドゥ病を発症した

全身の筋肉が硬直してしまい

全く伸び縮みしなくなっていた



治療の影響で

甲状腺ホルモンの分泌が正常でないことに加え


筋肉も動かないので

新陳代謝が衰えて

体重が10kgぐらい増えてしまっていた


幸い一年半ぐらいかけて

お医者様のおかげで

甲状腺の機能については

ほぼ安定した


しかし固まった筋肉がどうしても動かない


マッサージ等でも対処は難しかった


無理をして筋肉断裂を起こさないように

少しずつ少しずつ

自分で表層筋からほぐして可動域を広げていき

一年半かけてようやく今日

深層筋の体幹が動き始めました👏👏👏


これまでの経験上

あとは一気に進む💪

もう少しだ😎

あと少し頑張れば

また前のように踊れる様になる


今日のロシオの踊りと

みんなが奏でる音楽を聴いて

背中を押されたような気がしました🙂

頑張ろ〜✊

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