看護師熱波師ショウの健康コラムVol.2 サウナと血流🔥💃

「サウナで血の流れがよくなる」と聞いたことがある人も多いと思いますが、今回はその辺りを掘り下げていきます❤️‍🔥

まず血管には、酸素や栄養を体の隅々まで運ぶ「動脈」と、それらを運び終わってから体にいらないゴミ(老廃物)や二酸化炭素などを回収する「静脈」の2つがあります。水道で言うと、きれいな飲み水を運んでくれる上水道が「動脈」。お風呂やトイレの水などいらないモノと一緒に流す下水道が「静脈」のイメージですね🚰

私達の体ではこの流れが絶えずにあるからこそ、十分な活動と生活ができていると言えます。もしこの血の流れが悪くなるようなことがあれば、体に必要な酸素や栄養が行き渡らず体の外に捨てるべきゴミなども溜まるため、体の不調として現れることもあります🥵

極端な例ではありますが、体に血液が行き届かなくなる症状に「心室細動」というものがあります。これは心臓の筋肉がうまく動かずに震えてしまい、ポンプのように血液を送り出すことができなくなってしまう状態です。この心室細動を発症すると、数秒でめまいを起こし、約10秒で意識を失って、約3~5分で脳死状態に至るとされています。これだけでも、血液の流れというものが私達の体にどれほど重要なものか想像がつくと思います💔⚡

血液の流れをよくすることは、全身の調子をよくすることと言えます。全身の細胞に酸素や栄養が行き渡ることで肌や髪の新陳代謝がうながされ、また体の病原体をやっつける免疫細胞も全身にひろがりやすくなり、さらにはこった筋肉もほぐされるなど、いいことづくしです🧘

サウナが苦手・体に合わないなど無理は絶対に禁物ですが、サウナを習慣化することは健康面において必ずプラスになるはずです。ぜひともサウナに通う中で起きる自分自身の変化を感じてみて下さい🧖

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