看護師熱波師ショウの健康コラムVol.4 サウナと脳腸相関🔥

今回は脳と腸に関する内容になるのですが、サウナと関係ないのでは?と思われる方もおられるかと思います。ところがタイトルにもある「脳腸相関」という言葉の通り、脳と腸には深い関わりがあり、それらはサウナによって健康効果へとつながります🧘

まず、「腸は第2の脳」と聞いたことがある人がいらっしゃるかと思います。しかし、人体が一つの細胞からつくられていく過程では実は先に腸ができた後に脳が形成されることがわかっており、全身の司令塔である脳に対し司令を出す器官こそ腸と言われています。いうなれば『脳が第2の腸』と考えられるのです🧠

例えば、モヤモヤと悩むことやイライラすることがあっても、サウナ後にはスッキリとした気持ちでリフレッシュできた人は多いのではないでしょうか?この現象の秘密には、オキシトシンという幸せホルモンが脳内で分泌されるためと言われており、そのホルモンの分泌の司令を出す器官こそ腸なのです🦋

腸のはたらきは温められることによって高まりますが、実際にお腹を開く手術のときに温められた生理食塩水でお腹の中を洗うと、腸の動きや色が明らかに変わるのがわかります。上の例では、サウナによって全身が温められ、それによって腸のはたらきもよくなることで脳に司令を出す機能までも高まったと考えられます。このように、遠いようで深い関係性が腸と脳にはあります🤝

また腸のはたらきがよくなれば、お通じの通りがよくなり便秘の解消に役立ったり、さらに人体において病原体をやっつける免疫細胞は半分以上が腸内にいるため免疫力を高めることが期待できます🧖

頭とお腹をスッキリさせたいときには、サウナに行ってみるのも悪い選択ではないかもしれません🤗

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