第2回 ジャニーズは近くて遠い
こんにちは。
このコラムを書き始めてからというもの、
順調にジャニーズ熱が再燃してしまっている俊成です。
今回はジャニーズの魅力その弐、
「心理的距離感」についてお話ししていきます。
個人的見解として、
ジャニーズを心理的に最も近く感じるのは
物理的には最も遠い「画面越し」の状況だと考えています。
その理由の1つとしては
「毎日のようにその姿を見ることが出来る」&
「普通の一面が多く見られる」からです。
最近ではYoutubeチャンネルを開設したグループも多いので、
そこで更新されるコンテンツから、
毎週のように新鮮な姿を仕入れることが出来ます。
“ああ、今日は疲れてるな、テレビで番宣続きだったからかな?”
“テンション高いな、あ、ライブが終わったばかりだからか。”
なんてよく知った風に推測したりなんかして、
その状況にはほぼタイムラグがないので彼らの“今”を感じるのです。
日常的に彼らの変化を感じることで、
感覚が超越すると、もはや毎日会っていると錯覚出来ます。(最高)
これは最近よくある、
『しばらく会っていないけど、
毎日SNSで見てるから久しぶりな感じしないわ』現象
に似ているような気がします。
また、そういったコンテンツやバラエティなどになると、
飾らない彼らの素の一面が多く映される分、
変化が分かりやすいというのもあります。
同時にそんな素の一面から、
“どこにでもいる普通の男の子感”が垣間見えることで、
より近い存在に思えるのです。
一方で、彼らを心理的に最も遠く感じるのは、
物理的には最も近い「コンサートやライブ」だと考えています。
その理由として、コンサートやライブというのは、
前回お話しした彼らの「スター性」がもろに発揮される場であり、
“彼らがジャニーズである”という事実を見せつけられるからです。
なんだか切ない感じに聞こえますが、
それでこそジャニーズだと、わたしは思います。
ファンの人たちはコンサートやライブで彼らを見ることによって、
現実から離れ、夢のようなエンターテインメントの世界に没入する。
ジャニーズアイドルである彼らが、
やっぱり遠い存在でいてくれるからこそ、
物理的に近づけば近づくほど我々は現実から離れることが出来るのです。
“いかに遠い存在になるか”
それは彼らのプロとしての仕事の1つなのではないかと思います。
今回お伝えしたかった「心理的距離感」から生まれる魅力—
それは、
日常の世界では近いように思わせておきながら、
特別な非日常の世界ではやっぱり遠いと思わせてくれる
というところです。
だからこそファンは憧れを絶やさないですし、
また会いたいと感じるのだと思います。
彼らが遠いからこそファンの人たちが見られる景色があるのです。
また、2つの世界で変化する彼らのギャップというのも、
お伝えすべきジャニーズの魅力の1つですが、
それについてはまた次回、お話ししたいと思います。
コラム執筆を機に、ジャニーズについて再勉強しよう!
と意気込んだが最後、
早々にとあるグループの沼に絶賛片脚突っ込んでいる状況ですが、
(時々気がつくと身体半分浸かっているときもあり。)
なるべく自制を保ちながら、今後も書き連ねていきたいと思っています。
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