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今回紹介するのはこの本
野村の悟り 著者・・・野村克也 出版・・・セブン&アイ出版
#1 どうして読んだの?
コロナウイルスの自粛ムードで急に時間ができたから。野村克也さんの訃報を受けてメディアで多く特集が組まれ、気になっていたから。
#2 話の構成
計139語録に関する解説が書かれています。
第1章~生涯現役で生きる 第2章~大切なのは己を知ること 第3章~学びの先に希望がある 第4章~野球の神様は存在する 第5章~人としての成長なくして技術の向上なし 第6章~理にかなわぬことをしない の計6項目でできています。
#3 ラム’s eye(本の中で印象に残った)
“進歩とは、変わることである” 必死になって努力しても結果が出ない、誰にだってある。そんなときは、変わるしかない。しかし、変わるには勇気が必要である。それまでの人生経験で蓄積されたものや価値観が脅かされるかもしれないという恐怖心を、抑え込む必要があるのだ。成長を阻んでいるものは、もしかすると変化を受け入れない自分自身かもしれない。
“「感」「勘」「観」。カンには3つある” 「感」とは、感じる力。五感を通してもたらされる感覚のことだ。五感を磨き、研ぎ澄ますと、第六感と呼ばれる「勘」が得られる。そして、「感」「勘」で得られた経験をもとに、物事を判断する能力が「観」だ。
“ユーモアには、組織を動かす力がある。” ちょっとした冗談によってよチームのムードが変わるのはよくあることだ。ユーモアはみんなを前向きにしてくれる。したがってムードメーカーは、組織に絶対必要だと思う。上に立つ人間はそういった人物の価値に気づかなければならない。
#4 まとめ
「感性」を大事に。「感性」を磨くための努力と根拠。
この本を読んで感じたこと… 彼は案外と肌で感じるフィーリングを大事にしている方だなと感じました。idとかぼやきの印象が強かったのでもっと硬派な方だと思っていたので。鋭い洞察力を身に着け、高めるために努力をしているのかもしれないと感じました。語録の中にそう言った事項があったので。しかしその中にも「なぜ?」に対する根拠が大事であることも追記されていました。
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