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主体的に命を燃やすことはそれだけで美しいものなのだから:螢×RADWIMPS

本記事を手にとっていただき、誠にありがとうございます。

らむです。

今日は予定が詰まっていたので、朝一に走りました。久しぶりに身体のコンディションが良い感じでしたので、ベストを尽くしてみました。

その結果……

 10kmランで、自己新記録を出すことができました!何とか50分をきれないか、限界までがんばったのですが、あと一歩のところでした……ものすごく悔しかったのですが、全力を出し切り完全燃焼したような経験を久しぶりにできたことは、本当に良かったなと思えました。

走り終えた後に、
深呼吸しながら波打ち際へ。
曇り空でしたが地平線あたりは、
明るみを感じられて、
美しい景色でした。

昨日に続き、今日も好きな音楽の紹介をさせていただきます。RADWIMPSの「螢」について自分の観点なども織り交ぜ、綴っていきます。RADWIMPSの曲は他にもたくさん素晴らしいものがあるので、またぜひ紹介をしたいと思っています。

「螢」はRADWIMPSの曲の中で、私の一番大好きな曲です。

どこか懐かしさを感じられるギターの音色。イントロから柔らかな光を放つ小さな球体が、ふわふわと暗闇を浮かんでいるような光景が私には浮かんできます。

歌詞はまるで物語のよう。

タイトル通り、螢の一生と捉えることもできますし、人の命や魂の在り方を表現しているようにも感じられます。サビのメロディと、野田さんの私たちの心へ直接訴えかけるように放たれる歌声が、本当に大好きで……何度聞いても胸がグッとなり、目頭が熱くなる。私にとってはそんな曲です。

いつか消えるとわかっていながら、それでもなお光り続ける螢。

どうせ終わりのある命ならばがんばったところで無駄なんじゃないか。それに自分なんかが今から努力を重ねても、輝かしい結果なんて得られないし……私にはそんなふうに思ってしまう頃がありました。

でも「螢」は、主体的に命を燃やすことはそれだけで美しいものなのだから……そんなメッセージを光っては消える、切なくも尊い姿を、私に魅せながら語りかけてくれているような気がして。人生を肯定的に捉えなおし、一生懸命に生きようとする転機を与えてくれました。

私たちの命は日々燃え続けています。何もしなくても、火種は少しずつジリジリとすり減り、刻一刻と灰に変わっていってます。

大きくなくても、綺麗な明かりを灯せるのなら。たくさんの人でなくても、大切な人だけでも温められるのであれば。自分にとってのベストで良いから、自らの意志で命を燃やしていこう。この曲を聴いて、私はそういうふうに思えるようになりました。

今日のランニングでも、「螢」を聴いて、完全燃焼するくらいにラストスパートをかける力をいただきました。

「螢」は、自らの意志で命を燃やしていくことの美しさを教えてくれた、私にとって大切な一曲です。






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らむ/LAMB
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