ひつじの読了録
「さよならの夜食カフェ マカン•マラン おしまい」古内一絵著 中央公論新社
残念ながら最終巻。が、後書きでは、続編が示唆されているので、ゆっくり待っていようと思う。
強烈だったのは世界一のシェフの話。SNSで絡まれ反論するシーンは、その後の展開が怖くて一旦読むのをやめた。最近、ストレスがかかるシーンは気合いを入れないと読めない。で、その後は思ったような展開。そして、そして、のラストの余韻。
改めて、この作者、ラストがうまいと、思った。最終章もいかにもラストらしい語りで、ぐいぐい読ませちゃう。1人ではないと知っているから、1人でいることができる。本当にそうだと思う。
ということで、どこからでも読めるけど、やはり第一巻から読むことをお勧め。
そして、手料理なり、手仕事なりで自分を癒やしてください。
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