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吉兆なマハーシヴァラートリ祭が311東日本日本大震災の日-ダクシナームールティ神(苦行者の姿をとったシヴァ神)のメッセージ

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本日、2021年3月11日は、ヨガの道を歩んでいる方々には、大切な吉兆なマハーシヴァラートリ祭です。

そして、日本人には決して忘れがたい、悲惨な東日本大震災が2011年3月11日に起きて10年経った日でもあります。あの日の記憶、そして背後にいたスワミの強烈なメッセージを想い出します。

『たとえ強情であったり、盲目的なうぬぼれを持つ人が、まったく善良な性質を教化することがなかったとしても、人間は最低でもその善良さを手に入れようと試みたり努力することができます。もしこのことが実践されないのであれば、人生の素晴らしさを味わうこともできずに、人生を無駄にし、その価値はゼロとなります。心は否定的な作用の圧倒的な力によって、間違った価値観の中で道に迷い、正しい方針に沿って成長することができません。善に背を向けたそのような心は、言語を絶するような悪事を引き起こる可能性があります。サーダカ(霊性修行者)によって獲得されたすべての進歩は、不注意な瞬間に鉄粉の樽の上に落ちる火の粉ように、油断した心によって破壊されるでしょう。- サティヤ サイババ- 』

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幸福と不幸、光と闇、真実と虚偽、正義と不正義、死と不滅・・・相対する様々な2つが重なる今日。溢れる想いや感情にとらわれることもあります。しかし、すべての背後にある真理を私たちは知り、どんな時にも、どんな場所でも、どんな状況でも幸せでいなければなりません。幸せは人間本来の性質なのです。ダクシナームールティ神(苦行者の姿をとったシヴァ神)は、私たちが辿り着くべき道を教えてくれます。

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『ダクシナームールティ神(苦行者の姿をとったシヴァ神)は全宇宙に遍満しています。 世界はダクシナームールティ神の反映であり、反動であり、反響です。ダクシナームールティ神は、昔も今も、そして永遠に若いままです。ダクシナームールティ神は若さに満ち溢れています。一方、弟子たちは年老いて白髪になっています。弟子たちは徳高く、聖なる学びに没頭しています。そして、ダクシナームールティ神の教えを 実に様々な形で広めています。ダクシナームールティ神の本性を説明することは不可能です。

いったいどうやってダクシナームールティ神の栄光を説明できるでしょうか。ダクシナームールティ神の性質はあらゆる描写を拒みます。ダクシナームールティ神は沈黙の権化です。その沈黙こそが、求道者たちにあらゆる英知を授けるのです。その沈黙から、スグニャーナ(識別の知識<正しい知識、マインドに関係する知識>)と ヴィグニャーナ(高次の知識<ハートから得られる知識>)と、プラグニャーナ(絶えざる統合意識<至高の知識、般若>)が発せられているのです。ダクシナームールティ神は、神の英知でまばゆく輝いています。ダクシナームールティ神は甘い微笑みを湛えています。ダクシナームールティ神の本質を言葉で表すことは不可能です。ダクシナームールティ神は、ニルグナム(属性を持たず)、ニラジャナム(純粋で)、サナータナ・ニケータナム(究極の住処であり)、ニッティヤ(永遠で)、シュッダ (汚れなく)、ブッダ(目覚めた)、解脱した(ムクタ)、ニルマラ・スワルーピナム(神性さの権化)です。どれほど多くの描写も詳述も、ダクシナームールティ神の本性を完全に説明することはできません。その姿は燦然と輝き、至福に満ちています。それほどの愛の権化を描写することなどできるでしょうか。ダクシナームールティ神は、 真理の権化です。この世界に真理がしみ込んでいない場所はありません。真理は不変です。この世のすべては変化を被るでしょうが、真理が変化することはありません。有名な音楽家、スッブララクシュミーは、コンサートを始める前に、ダクシナ ームールティ神の祝福を祈願するのが常でした。すべてはダクシナームールティ神の神聖な意志によって可能となります。神のあらゆる姿はダクシナームールティ神から生じました。ダクシナームールティ神は若者ですが、一切の神聖な力を内に秘めています。このように遍在で永遠に若いダクシナームールティ神は、どこで見つけることができるでしょうか。

ダクシナームールティ神は、私たちの見る目、聞く耳、空気を呼吸する鼻に内在しています。私たちが話す言葉のすべては、ダクシナームールティ神のものです。実に、 ダクシナームールティ神は、私たちが起きている間、夢を見ている間、熟睡している 間のすべての活動の原動力です。ですから私たちは、ダクシナームールティ神の性質を絶えず意識しながら生活を送らなければなりません。神性はすべてに浸透しています。この宇宙に神が浸透していない場所はどこにもありません。この世に神でないものは何もありません。全ての物、全ての人、いやそれどころか、昆虫やバクテリアでさえ、ダクシナームールティ神の化身です。1つの神性原理がさまざまな姿で 自ら姿を顕しているのです。』(『アティ・ルッドラ大供犠祭(サティヤ・サイババ 述』より)



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