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年の瀬の藤沢

【療養日記2023 12月19日(火)】

 NHKテキスト、「ステップアップハングル講座」の来月号と文春を買いに藤沢に行く。本当は昨日行きたかったがわんこの歯医者という用事を勝手に入れられて昨日はそっちに行かねばならなかった。先月ちょっと遅れたら売り切れになっていてわざわざ他の場所まで買いに出ねばならなかった。

 藤沢に行くのは藤沢の方が楽しいからだ。いつも本を買う時には有隣堂で買う。これは毎月母に文春の差し入れをしているが、そのほかに翌月のカレンダーやわんこの写真も一緒に渡すのに有隣堂の紙袋がちょうど便利だと言う理由がある。

 もう一つ有隣堂で文春を買うとカバーをつけてくれる。これも有難い。そんなわけで文春とNHKテキストは毎月一緒に買う。そして買いに行く時は出かけて楽しい藤沢に行く。

 先月は藤沢でテキストが買えなかったので戸塚の有隣堂までわざわざ行く。戸塚には有隣堂が二つあるが、出かけても一つも楽しくない。というよりは民度低すぎるので極力近寄らないようにしている。

 出かけて楽しい場所はもう一つ大船があるのだご、大船には有隣堂がない。大船はかつて大手予備校がありそのお膝元のような街の作りをしていた。今でこそ「芸術館通り」なんて小洒落た名前の通りがあるが昔から大船を知る人は「浪人通り」と呼ぶ。朝の大船駅界隈、多くの浪人生が徒党を組んで同じ方向に向かって黙々と歩く一種異様な光景はあの頃だけのものだったのかも知れない。

 そんなわけで大船には小さいながらも書店はいくつかあったのだがいつのまにかなくなってしまった。

 楽しいのは藤沢、大船でつまんないのは戸塚と昔からそんな図式が出来上がっていたので今日も真っ直ぐ藤沢へ。ちょうどお昼時なので昔からの行きつけのカレー屋「シュクリア」でカレーを激辛にして食べる。

シュクリアの「目玉ハンバーグカレー」200度

 この店のカレーの基準は5で辛口、10は大辛、未成年は70以上は食べられない。1度でカイエンペッパー耳かき一杯分と聞いたことがある。僕は300まで食べたことがあるが流石に300はやりすぎたと後悔したことがある。また普通盛りでも結構な量で数年前からこの店では並盛り以外は頼むのをやめようと決めている。

 今日もしっかり激辛カレーを楽しみ有隣堂で本を買って帰ろうとすると帰りのバスがちょうど出て行ったばかりだったので久しぶりに江ノ電に乗って鎌倉に行くことにした。

 と言っても鎌倉は土曜日に生しらす丼を食べに長谷に行ったばかりでその時に江ノ電にも乗っている。

 平日だと言うのに江ノ電は結構な混雑ぶり、車内の公用語はまるで中国語かと言いたくなるくらいにイナカ臭い格好の中国人がたくさん。そしてこの人たちは江ノ島か鎌高前で大量に降りてまた乗ってくる。江ノ島は言わずと知れた江ノ島観光。鎌高前(鎌倉高校前)は某漫画の聖地、日坂にちさか踏切目当てだ。

 今日は寒いながらも天気が良くて観光客も多かった。

 鎌倉に着くと裏駅から御成通りに入り、このところご無沙汰ないつも行くカフェ、The Good Goodiesでマサラチャイを飲んでひと休み。その後いつもわんこと一緒なので行けない鎌万水産(魚が安い)や連売(鎌倉農協連即売所)などにも立ち寄ってみた。

 さらに横須賀線で大船まで戻ると久しぶりに東口の仲通商店街から大船市場に行き、野菜や魚などを買って帰って来た。そろそろ禁漁になるシラスや戻り鰹のタタキが安かった。

 この界隈もわんこ連れだとなかなか行けないのでこんな時でない限りのんびりと買い物も楽しめない。そして自分自身再び大船界隈をぶらぶら歩いて買い物が楽しめるくらいにまでなって来たことに気づいた。

 帰りはひとつ前のバス停で降りて買い物をしてから帰る。帰ってくると薄暗くなる時間になっていた■

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