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入院日記1 8週目 10月12日


 今日は早朝に採血があってスピッツ4本分血を取られた。血液検査もいいのだかこの腰痛からなんとか解放される手だてはないものだろうか。その腰痛、今朝も目覚めと同時にスタート。早朝のイベントであるコーヒータイムの時も、朝食の時までじんわりと痛む。以前と少し痛む場所も変わったような気もするし、激しい痛みはなくなったが痛みが持続するような感じはした。

 今日も少し早めにリハビリに出たが、先週と違って狂った婆さんかうるさいとかそう言った理由ではない。

 リハビリメニューは先週と同じ。腰が痛かったが歩行には差し障りなかった。今日からは階段の昇降訓練も始めたが、これも終わると適当に腰に響いてくるものだ。しかし階段の昇降も本当に久しぶりのことだった。

 しかしこの時の痛みがその後もしつこいくらいに続く。しばらく部屋で休み、11時頃からデイルームで写経をしていた。写経のみですぐに昼食になり、部屋に戻ってからはまた腰が痛むので横になって休んだ。


 次に起き上がってデイルームに行ったのが3時前くらい。それから後は夕食ギリギリまで写経やブレストのファイル作りをしていたが、その間も腰はしくしくと痛みつづけていく。午前中のリハビリが響いているようだ。


 夕食後に妻がやって来たので今日もらった書類を渡す。だいたいこの時間は痛みもひとしおで今日も例外なく同じ時間にやってきた。

 妻が帰ってからもデイルームで写経やブレストのファイル作りをしていたが、その時も腰は痛いままだった。今日はデイルームでの滞在時間が殊更に長かったと思うのだが、その間も腰は延々と痛み続けていたような気もする。この痛みは本当にいつまで続くのだろう。先行きが本当に不安でならない■

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