療養日記　2022年6月12日　『梅雨』

　今日は朝からいい天気だったがその時から午後は大雨になるという予報が出ていた。最近は体調で気圧の変化もわかり天気予報が本当なのかどうかもある程度自分の感覚でわかる事もある。そうでなければ朝っぱらからいい天気なのに午後は雨なんて信じられない。

　妻が近場で紫陽花がきれいなところがあるから散歩がてら行こうというので行く事に。桜の頃満開の桜を見に行った近所の川沿いの場所が今度は紫陽花がきれいだという事らしい。

　で、いざ行ってみてもたいして紫陽花が綺麗というほどでもない。それでもこの川沿いの道はいろんな植物かあるし、この季節カルガモが雛を連れて泳いでいる事も多く病気になる前はよく散歩にも来ていた。この川沿いをずっと歩けば藤沢まで行けるし、最終的には江ノ島の近くまで行ける。

せっかくなので紫陽花と一緒に

　こんな近場を散歩していても空模様によっては身体がつらくてたまらない事もある。予定ではこのあと近場のホームセンターに行く事になっていたが妻にわんこを涼しい場所まで連れて行くために先に行ってもらうように頼む。まだ夏本番ではないがわんこも暑さには慣れていない。何よりも自分が足手纏いになってるなと感じる日でもあった。

　このホームセンターに行く途中に小さな製麺所があって前々から気にはなっていた。たまたま今日横を通ると只今の時間小売りしてますと札がぶら下がっていたので中に入ってみる。中はそのまま巨大な機械がデンと陣取るいかにも「製」の字が似合う製麺所。奥から女性の店主が現れると注文を聞いて来たので玉子麺を３玉と味噌ラーメンスープの素を。まさに帰ってお昼に食べますというのがバレバレな注文だった。

　注文を受けると玉を持ってくるのかと思いきや圧延した餃子の皮のような物を横にあった小さな機械に入れその場で麺にして出してくれ、余りの分までオマケしてくれた。

　その後ホームセンターで妻と合流すると今度は買い物が終わったら先に帰るように言い自分は隣にあるスーパーで煮卵とメンマを買ってから帰る。昨日同様身体がしんどくて休み休み帰ったが、いつしか暗雲が立ち込め嫌な風が吹いて来たので急いで帰る。家に帰った途端に突然雨が降り出し、あっという間に土砂降りになっていた。

　買ってきた麺でラーメンを作ったが麺が美味しいとラーメンも引き立つもので満足できた。後で調べると市内のわりと有名なラーメン屋にも麺を卸しているらしく、その麺さえ手に入れてしまえば家で楽しむ分にはそこそこのラーメンは作れそうだ。次は煮卵とチャーシューは自分で作ってラーメンを作ってみたい。

　雨は夕方までには止みその後は再び晴れ出した。なんとも夕立というか、沖縄ならスコールとでも言うかそんな感じだった。今日は貴重な梅雨の休みだったのかも知れない⬛︎