療養日記　2022年3月31日　『嵐ちょっとだけ去る』

　今週の天気痛はまだ過ぎたわけではないがとにかく年に１～２回あるかどうかのつらさで起きるのでさえ侭ならない時もあった。今日はそれに比べると少しだけ身体も軽く感じたがそれでも散歩をしようと考える程のものではなかった。そうこうしている間にも桜はどんどんと咲きほぼ満開の状態になっていた。この週末が最後の花見のチャンスと言われているが、果たして天気痛からはそれまでに解放されるのか心配。日曜日はインターペッツという国内最大級のペットのイベントがあって東京ビッグサイトに行くため花見どころではない。とすると土曜日あたりが最後のチャンスなのだろう。

　散歩はしなかったがお昼は出かけて外で食べてきた。湘南台のヨーカドー向かいに新しく家系の店ができたので食べに出かける。

真心家豚骨塩ラーメン

　このラーメンなかなか美味しかった。いかにも今時の家系の味という感じがして、万人受けしそうな味だった。ただし場所がちょっと家からは遠いのが難点。ここ１ヶ月ほどで藤沢にはこのお店の登場ともう一つ荏原製作所の向かいに鶴見の武骨家が店を出してちょっと楽しみでもある。武骨屋は鶴見に勤めていた時にたまに食べに行ったお店。

　午後はいつものようにNetflixで韓流ドラマの時間。今日で「梨泰院クラス」を見終える。ああなるほど確かに壮絶な復讐劇だったが、あまりに復讐にこだわりすぎてその他の人間ドラマがどうにも希薄な感じ。あとはヒロインが救いようもないブスでどうしても感情移入ができなかった。ヒロインがブスなのってそれはもう商品としてもどうよというのが正直な感想。

　そんなわけでどうしても「初恋」を思いだしてそれと比較してしまう。梨泰院クラスいいよ確かに、でも一度観れば十分。今日からは「未成年裁判」を観はじめる。まだ感想は言えない。

　夕方からは気圧が上がり始め再び辛くなってきた。まだ不確かだけど僕の場合は気圧が下がる時よりも上がる時の方が身体に痛みが起こるような気がする。このまま次に楽になるのは明日の正午くらい。それまではじっと我慢だ。

　あまり実感がしないけど今日で３月が終わる。働いていた頃は年度が変わるといろいろと変化もあって慌ただしい事が多かったが、それが一切ないというのも寂しいものだ。とはいえもうその時のように働くこともできない。今は焦る時ではないと分かってはいるが、気持ちはいつも以上に逸る。もどかしさの中桜ばかりが散って厭が応にも急かされて行く■