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ちょっとだけ前向きな言葉(77・78)

●人はもともと多面体。自分には美しくは見えなくても他の人からは美しく見えるもの。あのヒトラーでさえ嫌煙運動のパイオニアという別の面を持っている。

 たとえ自分自身は美しくないと思っていても、他の人からは美しく見える可能性は否めない。逆に、美しいと自分で思っていても他の人からはそう見えないこともある。

 ある人物には悪いイメージしか持っていない場合でも、その人物には別の面があることを常に知っておくべきだ。例えばアドルフ・ヒトラーは悪名高い独裁者として知られているが、実際には彼の行動の中には嫌煙運動のパイオニアとしての一面もあったということが彼の悪行に隠されてしまっている。

 人間は複雑で多様な存在であり、一つの側面だけで判断することはできない。人を見るということは少なくともいくつかの視点から複合的に見なければいけない。多面的な見方や視点を持ち、相手に対して理解を示すことが大切である。

 悪名高いアドルフ・ヒトラーでさえも評価できる面を持っているのだから、普通の人だって見方によっては素晴らしい面を持っているはずである。自分の主観で人を評価することの恐ろしさを知るべきだ。

●明日の朝目が覚めたら生きていることにまずは感謝したい。

 生きていること自体が素晴らしいことであり、生命を感謝することはこの世に生を受けた者の義務でもあろうかと思う。

 人生には様々な苦難や困難がある。それでも毎朝目が覚めることができることは、その中でも大きな幸せであるということをもっと実感すべき。たとえ人生が思い通りにいかなくても、生きていることそのものに感謝することができれば、心が豊かになり幸せになれると信じられたらと思う。

 もう一つには自分自身の命が限られていることも意識する必要がある。今日一日を大切に過ごし、自分自身や周りの人々と良い関係を築いていくことが重要である。

 毎日目覚めることができることに感謝し、人生を大切に過ごすことが大切。

 人は一瞬先はもう何もわからない。今日は無事でも明日もまた同じとも限らない。もしかしたら転機が真夜中に訪れることもあり得る。朝目を覚ました時に自分が昨日と同じ状態であることは決して当たり前とは言えない。何事もなく新しい1日を始められる事に少しでもいいので感謝できたらと思う■


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