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心の足かせの外し方

目に映る景色に花々の彩りが増えてきました。

雨水は「陽気地上に発し雪氷とけて雨水となれば也」(暦便覧)にあるように、暖かい陽気になり、雪や氷が解け、雨水になる頃。

少しずつですが、着実に春へ近づいていますね。

大野加奈②

こんにちは、大野です。

リモートワークが当たり前の昨今、

「チームとして如何に一体感を醸成したら良いか?」
「社員間の関係性をより良くするには?」

といったご相談が、これまでになく多くなって参りました。

日頃から大変お世話になっているMUNI京都様にても同様の背景から、つい先日、「第2回チーム力アップ研修」をお届けする機会をいただきました。

リモートながら、久々にメンバーが皆揃ってのワークショップ。
現在のチームに必要な知恵を紡ぎ出す濃密な時間となりました。

詳細については、また改めて記事にしてお知らせしたいと思います。

心の足かせの外し方

人はできると信じたい。

そんなあなたへのワンポイント。

思うように部下が動かず、困ることはありませんか?

「分かった?大丈夫そう?」

と聞けば、

「分かりました」
「大丈夫です」

と言う。

でも、そう言うだけで、動き出しが遅い。

残念ながらアウトプットの品質も低い。

手取り足取り教えれば、もちろんできはするものの、こちらもそんなに余裕はない。

むしろ、自分でやってしまった方が速い。

思わず匙を投げたくなる。

そんな経験ありませんか?

辟易する気持ちも、よく分かります。

しかし、部下の成長のためには、もう一歩踏み込むことが必要です。

試しに、聞き方を変えてみませんか?

「できそう?」

指示を出した後、そう聞いてみてください。

やや間を置いて、

「ここが分かりません」

と言ってくれればしめたもの。

ようやく「自分の分かっていないことは何か?」を当人が認識し始めたのです。

分かったつもりは、心の足かせ。

きちんと理解できていなければ、人は行動できないもの。

あるいは、誤った行動を取ってしまいがち。

だから、あなたの指示は、本当に理解されているのか、

「できそう?」

その一言で、足かせを外すのです。


本日の問い

・本当に理解されていますか?

終わりに

「分からないと言える関係性」や「言い方」も大事。
それはまた別の機会に。

さとり世代とのコミュニケーションに悩む40代、OJTトレーナーや指導者の育成にお悩みの方、お気軽にご相談ください。

https://lala-sunshine.com/contact/

本日のニュースレターはここまでです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

笑顔と感謝で溢れた毎日を!

大野加奈


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